ホンダレジェンドはなぜ売れない?不人気と言われる驚きの理由と魅力を徹底解説
checkstore.jpのつむねです、本日もご覧いただきありがとうございます。
車好きのパパや、かっこいいセダンに憧れる皆さんは、一度は「ホンダの最高峰セダン」であるレジェンドについて耳にしたことがあるのではないでしょうか。
技術のホンダが総力を挙げて作り上げたフラッグシップカーであるにもかかわらず、ネット検索をすると「なぜ売れない」「不人気」といった、ちょっと悲しい言葉が並んでいるのを目にします。
「そんなに悪い車なの?」と不安になってしまいますが、実はその裏には、ホンダのこだわりが強すぎたことによる時代とのミスマッチや、日本の高級車市場ならではの複雑な事情が隠されているのです。
今回は、私つむねがレジェンドが売れなかった驚きの裏事情や、今だからこそ知りたい中古車としての隠れた価値を、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説します。
この記事を読めば、レジェンドの真の実力や、もし購入する場合に失敗しないためのポイントがすべてすっきりと理解できますよ。
まずは、レジェンドという素晴らしい車の光と影を一緒に覗いてみましょう。
・実店舗や専門店とネット通販!レジェンドの中古車はどこで買えるか一覧
・販売店やオークションごとの価格帯と在庫状況の徹底比較
・購入前に必ず知っておきたいレジェンドの選び方と失敗しない注意点
・オーナーの本音に迫る!レジェンドのリアルな良い口コミと悪い評判まとめ

ホンダレジェンドはなぜ売れない?驚きの理由を徹底解剖

ホンダが誇る最高級セダン、レジェンド。
初代の登場から、ホンダの持てる全ての最新技術を惜しみなく注ぎ込まれてきた車です。
それなのに、なぜ街中で見かける機会が極端に少なく、最終的に生産終了という道を辿ってしまったのでしょうか。
その最大の理由は、「高級セダン=ステータス性」という市場のイメージ戦略において、トヨタや輸入車の壁を崩せなかったことにあります。
日本で高級セダンを求める層は、静粛性や乗り心地だけでなく、周囲からの「成功者の証」としての見え方を非常に重視する傾向があります。
トヨタであればクラウンやレクサスLS、輸入車であればメルセデス・ベンツやBMWといった圧倒的なブランド力を持つライバルたちが、すでにその市場を完全に支配していました。
ホンダはスポーティで革新的な大衆車のイメージが強く、いくら素晴らしい中身の高級車を作っても、高級車を求める富裕層に「ホンダに1,000万円を払う」という選択をさせることが難しかったのです。
また、レジェンドに搭載された「SH-AWD(スーパーハンドリング・オールホイールドライブ)」などの非常に高度な四輪駆動システムやハイブリッド技術は、運転の楽しさを追求する素晴らしい機能でした。
しかし、後部座席に賓客を乗せる「ショーファードリブン(お抱え運転手が運転する車)」としての需要が高かった日本の高級車市場では、ドライバーが楽しむためのスポーティな味付けは、かえって過剰スペックと受け取られてしまいました。
さらに、海外、特に主要ターゲットであった北米市場では「アキュラRLX」として販売されていましたが、こちらも現地の競合に対して決定的な差別化ができず、販売不振が続きました。
最終的には、日本国内でのセダン市場自体の縮小とSUV人気の高まりが決定打となり、2021年末をもって惜しまれつつもその歴史に幕を閉じることになりました。
ブランドイメージがもたらした高級車市場での孤立
ホンダというメーカーは、シビックやフィットに代表される「身近で楽しい大衆車」や、F1をはじめとする「モータースポーツの熱い血が通ったメーカー」としてのイメージが定着しています。
これは一般的なユーザーにとっては非常に親しみやすくポジティブな要素なのですが、高級車を求める特別な層にとっては、必ずしもプラスに働きませんでした。
レクサスが「トヨタ」の名前を外し、独立した高級ブランドとして大成功を収めたのに対し、日本国内でのレジェンドはあくまで「ホンダのレジェンド」として販売され続けました。
そのため、ステータス性や特別なもてなし感を期待するユーザー層からは、どうしても敬遠されがちになってしまったのです。
技術的にはライバルを凌駕する部分が多々あっただけに、この「ブランドイメージの壁」は非常に高く、レジェンドの販売数を大きく制限する要因となりました。
走りへのこだわりが裏目に出たセッティング
レジェンドのもう一つの特徴は、ホンダのDNAが色濃く反映された「俊敏でスポーティな走り」です。
セダンでありながら、山道を驚くほど軽快に駆け抜けることができる運動性能を持っていました。
ですが、高級セダンに多くの人が期待するのは、絨毯の上を滑るようなフラットで静かな乗り心地です。
レジェンドの足回りは、ヨーロッパのスポーツセダンのように硬めで路面の情報をしっかり伝える設計になっていたため、クラウンなどの極上の柔らかさを好む日本のユーザーからは「乗り心地が硬すぎる」と評価されることがありました。
また、駆動システムが複雑なハイブリッドシステムを搭載していたため、車重が重くなり、これが低速域での乗り味の硬さに影響を与えてしまったことも否めません。
運転好きのドライバーにとってはこれ以上ない名車だったのですが、高級セダンとしての一般的なニーズからは少しズレてしまっていたのです。
実店舗や専門店とネット通販!レジェンドの中古車はどこで買えるか一覧
ホンダレジェンドはすでに新車での生産が終了しているため、現在手に入れるためには中古車市場を利用するルートが唯一の方法となります。
しかし、流通量が非常に少ない車であるため、どこに行けば状態の良い個体に出会えるのか、初心者の方には分かりにくいですよね。
ここでは、実店舗の専門店から、安心のディーラー系店舗、そして便利なネット通販・情報サイトまで、レジェンドを購入できる主な場所を一覧でご紹介します。
まず最も安心感が高いのは、ホンダの公式認定中古車を扱う「Honda Cars U-Select」などのホンダ系ディーラーです。
公式ディーラーならではの厳しい基準をクリアした車両が多く、購入後の保証やメンテナンスも非常に手厚いため、車の状態に不安がある初心者の方には一番最初におすすめしたい選択肢です。
次に、一般の中古車量販店(ガリバーやビッグモーター、ネクステージなど)や、全国のこだわりセダンを取り扱う中古車専門店があります。
こうした実店舗では、実際に車の内外装を目で見て確かめたり、エンジンをかけて音や振動を確認したりできるのが最大のメリットです。
そして、自宅にいながら全国の膨大な在庫から希望のレジェンドを探し出せるのが、ネット通販・中古車情報ポータルサイトです。
カーセンサーやグーネット(Goonet)といった大手のサイトを利用すれば、年式や走行距離、グレード、さらにはボディカラーまで細かく絞り込んで比較することができます。
ホンダ認定中古車ディーラーの強みと安心感
高級セダンは複雑なハイブリッドシステムや先進の運転支援システムが搭載されているため、万が一トラブルが発生した際の修理費用が高額になりがちです。
だからこそ、ホンダの公式ディーラー系店舗で購入するメリットは計り知れません。
ディーラーならではの診断機を使用した正確な車両チェックが行われており、ハイブリッドバッテリーの劣化状態なども正確に把握した上で販売されています。
さらに、全国のホンダディーラーで共通して受けられる手厚い保証がつくことが多いため、遠方の店舗から購入して地元のディーラーで整備してもらう、といった買い方も安心して選択できます。
少し価格が相場より高めに設定されていることもありますが、長期間安心してレジェンドに乗り続けるための「保険」と考えれば、十分に価値がある選択肢と言えます。
大手中古車検索ポータルサイトの上手な活用法
「近くにホンダのディーラーがない」「もっとたくさんの候補からじっくり選びたい」という場合には、インターネットの力を借りるのが最も賢い方法です。
カーセンサーやグーネットでは、全国で販売されているレジェンドのほぼすべてを網羅しています。
ここでポイントとなるのは、気になる車両を見つけたらすぐに問い合わせをするのではなく、まずは複数の車両を比較して「相場感」を養うことです。
レジェンドは不人気車であるがゆえに、年式や状態に対して驚くほどリーズナブルな価格がついている「お宝車両」が見つかることがあります。
ただし、安すぎる車両には何らかの理由(修復歴がある、走行距離が極端に伸びている、定期メンテナンスの記録簿がないなど)がある場合が多いので、細部までしっかりと情報を確認することが大切です。
インターネットで欲しい車両を絞り込んだ上で、見積もりを依頼し、可能であれば実車を見に行くというステップを踏むのが、失敗しないための一番の近道です。
販売店やオークションごとの価格帯と在庫状況の徹底比較
レジェンドの中古車を検討する際、最も気になるのが「どこで買えば一番コスパが良くて、状態の良いものが手に入るのか」という価格と在庫のバランスですよね。
レジェンドは流通台数が少ない希少な車ですが、それゆえに販売店やルートによって価格の設定や在庫の質に大きなばらつきがあります。
ここでは、それぞれの購入ルートごとの特徴や想定される価格帯、在庫状況を分かりやすく比較して整理しました。
まずは、視覚的に分かりやすいように表(Table)を使ってそれぞれのルートのメリットとデメリット、価格帯の目安をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
| 購入ルート | 価格帯の目安 | 在庫の豊富さ | サポート・安心感 | おすすめ度 |
| ホンダ認定中古車ディーラー | 中〜高(相場よりやや高め) | 少ない(厳選された車両のみ) | 最高(公式保証・整備つき) | ★★★★★ |
| 大手中古車ポータル(ネット検索) | 低〜高(選択肢が広い) | 非常に多い(全国から探せる) | 店舗による(保証の有無を確認) | ★★★★☆ |
| 一般のセダン・高級車専門店 | 中(適正価格が多い) | やや少ない(専門店に数台程度) | 高い(車種特有の知識が豊富) | ★★★☆☆ |
| 個人売買・ネットオークション | 非常に低い(最安値の可能性) | 極めて少ない(リスク大) | なし(現状渡し・自己責任) | ★☆☆☆☆ |
表を見ていただくと分かる通り、最も安心なのはやはりホンダ認定ディーラーですが、価格を抑えて多くの選択肢から選びたい場合はネットポータルサイトが最強のツールになります。
一方で、ヤフオクやメルカリといった個人売買やネットオークションは、価格こそ最も安く手に入る可能性がありますが、レジェンドのような精密機械の塊であるハイテク高級セダンを個人間で取引するのは、非常にリスクが高いため初心者の方には全くおすすめできません。
それぞれのルートの価格と在庫の特性をしっかりと理解し、自分にとって最適なバランスの場所から購入するようにしましょう。
中古車市場におけるレジェンドの価格崩壊(値落ち)の現実
新車時の価格が700万円から1,000万円を超えていたハイテク高級セダンであるレジェンドですが、中古車市場ではその不人気ぶりが影響し、驚くべきスピードで値落ち(価格崩壊)が起きています。
これは新車で購入したオーナーにとっては非常にショックな出来事ですが、これからレジェンドを中古で買いたいと考えている人にとっては、これ以上ない「スーパーボーナス状態」と言えます。
例えば、少し前まで1,000万円近くした5代目(KC2型)の後期モデルであっても、中古車であれば300万円台、場合によっては200万円台から状態の良いものが狙えるようになっています。
同年代のレクサスやクラウンと比較しても、値落ち率が非常に高いため、「クラス最高の技術と贅沢な装備を、大衆車並みの価格で手に入れられる」という奇跡的な高コスパを実現しているのです。
ただし、あまりにも安い車両(100万円台など)は過走行車であったり、ハイブリッドシステム(SPORT HYBRID SH-AWD)にエラー履歴がある可能性もあるため、購入前には整備記録をしっかりと確認することが欠かせません。
在庫が安定している穴場の時期とエリア
レジェンドの中古車在庫は常に全国で数十台程度と、お世辞にも豊富とは言えません。
そのため、希望のカラーや装備の車両に出会うためには、少し視野を広げて探す必要があります。
在庫が比較的増えやすい穴場の時期は、「企業の決算期(3月・9月)」や「自動車税の課税前(2〜3月)」です。
この時期は、前オーナーが車を手放して買い替えるタイミングと重なるため、良質なワンオーナー車が市場に多く流通しやすくなります。
また、エリアとしては、富裕層が多く高級車の登録台数が多い東京・神奈川・愛知・大阪などの大都市圏の周辺に、状態の良いレジェンドが集中して眠っているケースが多いです。
地方にお住まいの方でも、ネット通販サイトで大都市圏の店舗を根気強くチェックし、陸送費用を払ってでもコンディションの良い個体を取り寄せる価値は十分にあります。
購入前に必ず知っておきたいレジェンドの選び方と失敗しない注意点
レジェンドの中古車は非常に魅力的ですが、その複雑なメカニズムゆえに、選び方を一歩間違えると「購入後の修理費で家計が破綻する」という大失敗を招く危険性もあります。
憧れの高級セダン生活をハッピーなものにするために、必ずチェックしておくべき選択基準と注意点を詳しく解説します。
まず、レジェンドの最終型である5代目(KC2型)を狙う場合、大きく分けて「前期型(2015年〜2017年)」と「後期型(2018年〜2021年)」の2つのバリエーションが存在します。
予算に余裕があるのであれば、デザインが一新され、安全装備「Honda SENSING」が大幅にアップデートされた後期型を選ぶのが圧倒的に安心でおすすめです。
特に後期型は、フロントマスクがホンダの新しいファミリーフェイスに変更され、より精悍で現代的な見た目になっており、古さを一切感じさせません。
また、購入前に絶対に避けるべきなのは、事故などで骨格にダメージを負った「修復歴あり」の車両や、定期的なオイル交換などのメンテナンスが怠られていた形跡のある車両です。
さらに、類似する高級セダン(例えばクラウンマジェスタやレクサスGSなど)との違いもしっかり理解しておきましょう。
ライバルたちは後輪駆動(FR)ベースの穏やかな乗り味が特徴ですが、レジェンドは世界最先端の「3モーターハイブリッド四駆」という、全く異なる異次元の走りを提供するメカニズムを持っています。
前期型と後期型の決定的な違いとおすすめの選択肢
レジェンドの前期型と後期型は、見た目だけでなく乗り心地やシステムの熟成度においても大きな違いがあります。
前期型は、新開発された「SPORT HYBRID SH-AWD」を搭載した先進的な車でしたが、登場初期ということもあり、トランスミッションの変速フィーリングや、路面からのゴツゴツとした突き上げ感がやや目立つ傾向にありました。
これに対し、2018年にマイナーモデルチェンジされた後期型では、ボディ剛性の強化やサスペンションの全面的な見直しが行われ、高級セダンにふさわしい「しなやかでフラットな乗り心地」へと劇的に進化しています。
さらに、後期型には渋滞運転支援機能(トラフィックジャムアシスト)などが追加され、高速道路での長距離移動がさらに快適で安全になっています。
初期費用を抑えるために前期型を選ぶのも悪くはありませんが、高級車としての高い満足度とトラブルのリスクを減らす観点から言えば、少し無理をしてでも後期型を狙うのが「結果的に一番安上がりで幸せになれるルート」です。
最も恐ろしい「ハイブリッドバッテリー」と「電子デバイス」の寿命
レジェンドを購入する上で、最も警戒しなければならないのが、ハイブリッドシステムの心臓部である高電圧バッテリー(リチウムイオン電池)の寿命です。
レジェンドは3つの強力な電気モーターを駆使して走るため、バッテリーにかかる負荷も相応に大きくなります。
もし購入した後にこのハイブリッドバッテリーが完全に寿命を迎え、交換が必要になった場合、その部品代と工賃を合わせて数十万円規模の莫大な出費が発生してしまいます。
また、電子制御だらけの足回りや先進安全システム「Honda SENSING」のセンサー類、ヘッドアップディスプレイなどの各種電子デバイスが故障した場合も、同様に高額な修理代がかかります。
これらを防ぐためには、整備手帳(記録簿)がしっかりと残っており、過去にホンダのディーラーで定期的に12ヶ月点検や車検を受け、メーカー推奨の油脂類や部品が使われてきたかを確認することが何よりも重要になります。
できれば、購入時に「ハイブリッドバッテリーの保証」が含まれている中古車プランを提示している店舗を選ぶのが、初心者にとって最も安心できる買い方です。
オーナーの本音に迫る!レジェンドのリアルな良い口コミと悪い評判まとめ
実際にレジェンドを所有し、毎日の生活の中で乗っているオーナーさんたちの声には、カタログや専門家のレビューだけでは分からないリアルな「真実」が詰まっています。
ここでは、ネット上の掲示板、SNS、オーナーへのインタビューなどから得られた、良い口コミと悪い口コミを包み隠さず客観的にまとめました。
レジェンドは非常に個性が強い車であるため、絶賛する声がある一方で、特定のポイントに対してかなり強い不満を抱いている声もあります。
まずは、オーナーたちが感じているレジェンドの素晴らしい点(メリット)から見ていきましょう。
多くのオーナーが口を揃えて称賛するのが、「異次元の曲がりやすさと加速力」です。
3基のモーターと3.5リッターV6エンジンが組み合わさったパワーは凄まじく、高速道路の合流や追い越しでは、まるで新幹線に乗っているかのような静かで怒涛の加速を体感できると評判です。
また、山道(ワインディング)に入ると、SH-AWDの恩恵によって、大柄なボディからは想像もつかないほど狙ったラインをピタッとトレースして曲がることができ、「運転が上手くなったように感じる」という驚きの声が多数寄せられています。
良い口コミ:技術の結晶が生み出す唯一無二のドライブ体験
・圧倒的な静粛性で、エンジンがかかっていても車内は図書館のように静か。
・高速道路での直進安定性が素晴らしく、どんなに風が強くても矢のように真っ直ぐ走る。
・14個のスピーカーを搭載した「Krell(クレル)オーディオシステム」の音が極上すぎる。
・ほとんど街中で同じ車とすれ違わないため、特別な優越感を味わえる。
・シートの出来が良く、東京から大阪までノンストップで走っても腰が全く痛くならない。
このように、走行性能や快適装備に関しては、同価格帯の輸入車やレクサスにも全く引けを取らない、あるいはそれ以上の感動を提供してくれることが分かります。
特にオーディオやシートといった、車内で過ごす時間の質を大きく高めてくれるポイントにコストが惜しみなくかけられている点は、目の肥えた大人のユーザーを今でも魅了し続けています。
悪い口コミ:所有して初めて気づく日常使いでのデメリット
やはり、日本国内で扱うにはかなり大柄なボディサイズが、日常使いでの大きなハードルになっているようです。
特にトランクの狭さは、ファミリーカーとして旅行に出かけたり、ゴルフが趣味だったりする人にとっては無視できないデメリットとなっています。
こうした「日常の不便さ」も頭に入れた上で、自分のライフスタイルにレジェンドが本当にマッチするかどうかを慎重にシミュレーションする必要があります。
維持費や乗り心地はどう?購入前に気になるよくある質問
憧れのレジェンドを手に入れる前に、心の中に浮かぶ様々な疑問や不安を解消しておきましょう。
「排気量が大きいから税金が高いのでは?」「故障したときの部品はあるの?」といった、よくある質問に分かりやすいQ&A形式でお答えします。
あらかじめ維持にかかる現実的なコストや、日頃のお手入れのポイントを知っておくことで、購入後の「こんなはずじゃなかった!」という後悔を完全に防ぐことができます。
特にレジェンドのような大排気量かつ複雑な先進技術を持つモデルは、維持費の構造が大衆車とは大きく異なります。
しっかりと事前に計画を立て、安心してお迎えできる準備を整えておきましょう。
毎年の自動車税や車検費用など、具体的な維持費はどれくらいかかりますか?
A. レジェンド(5代目の3.5リッターモデルの場合)の毎年の自動車税は、57,000円(2026年時点)となります。
これは、一般的な1.5リッタークラスのコンパクトカーの税金(30,500円)と比較すると、約2倍の負担となります。
車検費用については、重量税や自賠責保険などの法定費用に加え、レジェンド専用の高度な整備診断が必要となるため、特に不具合がない場合でも、ホンダディーラーでの車検費用は合計で15万円〜20万円前後を見込んでおく必要があります。
また、タイヤサイズも19インチと非常に大型のものを履いているため、タイヤ交換時の費用も高額(4本で10万円〜15万円以上)になります。
維持費を抑えたい場合は、信頼できるホンダ車専門の整備工場を探すか、購入時に消耗品交換が済んでいる状態の良い車両を選ぶことが大切です。
生産終了から数年が経っていますが、部品の供給や修理体制は大丈夫ですか?
A. はい、現在のところホンダによる部品供給やディーラーでの修理体制については全く問題ありません。
日本の自動車メーカーは、生産終了後も一定期間(通常10年以上)は主要な消耗品や補修用部品の供給を続ける義務・体制を整えています。
特にレジェンドのようなフラッグシップカーは、メーカーにとっても技術的な象徴であるため、部品供給が急にストップするようなことはまずありません。
ただし、本国から取り寄せが必要になる特殊な電子部品や、一部の外装パーツについては、パーツ代そのものが高級車価格で非常に高価に設定されています。
万が一の大きな故障に備えて、中古車購入時には「最大3年間・走行距離無制限」のような、長期間の安心をカバーしてくれる中古車専用の長期有料保証プランに加入しておくことを強くおすすめします。
日常の使い勝手や、気になる「実燃費」のリアルな数値を教えてください。
A. レジェンドのカタログ燃費(JC08モード)はリッター16.4kmと記載されていますが、気になる実際の街乗りでの実燃費は、リッター8km〜10km程度になることが多いです。
信号が少なくスムーズに流れる高速道路であれば、クルージング能力の高さもあって、リッター12km〜14km程度まで伸びることもあります。
使用する燃料は、高出力エンジンを保護・性能発揮させるために「無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)」専用となっています。
最近の燃費重視の小型ハイブリッドカーと比べると燃料代の負担は大きいですが、3.5リッターV6の怒涛のパワーと、3基のモーターアシストによる快感を考えれば、十分に納得できる、むしろ「これだけの超高性能を誇るわりには非常に優秀な燃費」と言うこともできます。
ライバル車と何が違う?レジェンドの代替品となる高級セダンの特徴
ホンダレジェンドを検討する際、視野に入れておくべきライバルたちについても深く知っておくことで、レジェンドの個性がさらに浮き彫りになります。
日本の高級セダン市場で、常にレジェンドと競合してきた「ライバル車(代替品)」の代表格と言えば、「トヨタ クラウン」「レクサス LS」「日産 フーガ(シーマ)」が挙げられます。
これらのライバルたちは、それぞれ異なる哲学を持って作られており、レジェンドとは全く違う魅力や乗り味を持っています。
例えば、トヨタクラウンは「日本の道路を最も快適に走ること」を極めた、日本人のための高級セダンです。
サスペンションの柔らかさや、日常の扱いやすさにおいてはクラウンに一日の長があります。
また、レクサスLSは「世界基準の圧倒的な高級ホテル空間」を目指した車であり、ブランド力や後席のおもてなし感は圧倒的ですが、その分中古車価格も非常に高い水準を維持しています。
日産フーガは、レジェンド同様にドライバーズセダンとしてのスポーティさを重視したライバルですが、こちらは後輪駆動(FR)による素直なハンドリングが最大の特徴でした。
これらのライバルと比較した際のレジェンドの絶対的な強みは、やはり世界で唯一無二の「3モーターハイブリッド四駆(SH-AWD)」による、オンザレール感覚の走りと、クラス最高峰のハイテク感にあります。
トヨタ クラウンとの決定的なキャラクターの違い
レジェンドとクラウンのどちらにするか悩む方は非常に多いです。
しかし、この2台はキャラクターが全く異なります。
クラウンは、誰が運転しても、どんな道を走っても、常に穏やかで極上の快適さを提供してくれる「完璧な移動ツール」です。
これに対してレジェンドは、ドライバーがステアリングを握り、積極的に車を操る楽しさを味わうための「超ハイテクスポーツツアラー」と言えます。
クラウンが「静かで、乗り心地が良くて、壊れなくて、みんなが知っている安心感」を重視するのに対し、レジェンドは「最先端のテクノロジーを自分の手でコントロールする悦び」を提供します。
もしあなたが、車に身を任せて楽に移動したいのであればクラウンが向いていますし、「運転する行為そのものを最高に楽しみたい、人とは違う最先端のテクノロジーを所有したい」と願うなら、迷わずレジェンドを選ぶべきです。
レクサス LSという絶対的な王者への挑戦
レクサスLSは、日本の高級車における圧倒的な王者であり、新車価格でもレジェンドを遥かに凌ぐクラスの車です。
しかし、中古車市場における現在の価格帯を比較すると、意外な逆転現象やコスパの差が見えてきます。
レクサスLSの中古車は、その圧倒的なブランド力ゆえに、年式が古く走行距離が伸びている個体でもなかなか値が落ちません。
一方でレジェンドは、これまで解説してきた通り、不人気というレッテルを貼られているおかげで、驚くほど高年式で状態の良い個体が、レクサスLSの半額以下の予算で手に入ることがあるのです。
「レクサス」というバッジ(ブランド)にこだわりがないのであれば、レクサスLSに負けず劣らずの豪華な装備や最先端の安全技術を、驚くほどお得に味わい尽くせるレジェンドは、本当に賢い大人が選ぶ隠れた選択肢として非常に強力な輝きを放っています。
自動運転レベル3搭載!世界初を誇るホンダ最新技術の光と影
ホンダレジェンドの歴史において、最も燦然と輝く、そして最大のトピックが、2021年に限定100台のみで発売された「ホンダセンシング・エリート」を搭載した自動運転レベル3のモデル(レジェンド・ハイブリッドEX・Honda SENSING Elite)です。
これは、それまでの「運転支援(レベル2)」とは次元が異なり、特定の条件下(高速道路の渋滞時など)において、車がドライバーに代わってすべての運転操作を行うことができる、世界初の市販車として歴史にその名を刻みました。
これにより、ドライバーは渋滞中に前方に神経を集中させる必要がなくなり、ナビの画面でテレビやDVDを鑑賞したり、スマートフォンを操作したりすることが合法的に可能になったのです。
しかし、この驚天動地の技術は、レジェンドという名車の「最後の輝き」でもありました。
価格は1,100万円に設定され、リース専用販売という形をとったため、一般のユーザーが簡単に手に入れられるものではありませんでした。
技術のホンダとしての意地を見せた見事な快挙でしたが、ビジネスとしては成功を収めることができず、そのままレジェンドの歴史そのものが幕を閉じるきっかけともなってしまった、まさに光と影を象徴するエピソードです。
世界初「レベル3自動運転」が日常の移動をどう変えたか
自動運転レベル3の世界は、それまでのクルーズコントロールなどとは全く異なる別次元の体験です。
特に、平日の通勤ラッシュ時や、休日の行楽帰りの大渋滞の中で、このシステムの真価が発揮されます。
時速約30km以下という特定の条件が揃うと、システムが作動可能になり、ボタンを押すと車が周囲の状況を監視しながら、加減速、ステアリング操作、停止までを完全に引き受けます。
ドライバーはステアリングから手を離し、視線を前方から外しても、システムが適切に運転を継続してくれるため、渋滞時に感じるあの強烈なイライラや身体的な疲労から、完全に解放されることになります。
これはまさに、「移動する書斎」や「パーソナルシアター」がそのまま動いているかのような、未来の移動の形をどこよりも早く現実のものにした画期的な瞬間でした。
しかし、作動条件が「高速道路上の低速渋滞時」という非常に限られたシチュエーションであったため、その恩恵を日常的に受けられるユーザーが限定的であったのも事実です。
限定100台という神話と中古車市場での幻の価値
この自動運転レベル3を搭載したレジェンドは、生産台数がわずか100台のみ、しかも一般販売ではなく「ホンダ公式によるリース契約のみ」という非常に特殊な方法で世に出されました。
そのため、リース満了を迎えた車両の多くはホンダへと回収され、一般の中古車市場に売り物として出てくることは極めて稀なケースとなっています。
もし将来、中古車のオークションなどにこの自動運転レベル3モデルが流れてきた場合、それは実用車としてではなく、「世界の自動車の歴史を変えた、世界初の市販自動運転レベル3車両」という歴史的なコレクターズアイテムとして、とてつもないプレミアム価格がつく可能性を秘めています。
もし偶然にも市場でこの「Elite」のエンブレムを冠したモデルを見かけることがあれば、それは歴史的な名画に出会うのと同じくらい幸運なことなのです。
なぜセダンは衰退したのか?現在の日本の自動車市場における背景
レジェンドが販売不振に苦しみ、生産終了となってしまった背景には、レジェンド個別の理由だけでなく、「日本における高級セダン市場の急激な崩壊」という、もっと大きくて深刻な時代の変化があります。
かつて昭和から平成の初期にかけて、車は「セダンこそが王道であり、ステータスの象徴」でした。
いつかはクラウン、いつかはセドリックやグロリア、そしていつかはレジェンド。
人々は出世して余裕ができると、高級な3ボックスセダン(ボンネット、室内、トランクが独立した形状)を競うように購入したものです。
しかし、時代が平成から令和へと移り変わる中で、人々のライフスタイルや価値観は劇的に変化しました。
ミニバンやSUVといった、「広い室内空間」「高いアイポイントで運転しやすい実用性」「アクティブな趣味にも使える万能性」を兼ね備えた新しいジャンルが主流となり、セダンは急激に主役の座を奪われることになります。
高級車を好む層であっても、今やアルファードやヴェルファイアといった超豪華な高級ミニバンや、レクサスRX・LX、ポルシェ・カイエンといった高級SUVを選ぶのが当たり前の時代になりました。
セダンは「おじさんが乗る車」あるいは「官公庁やハイヤーの車」というイメージが定着してしまい、一般の個人ユーザーがステータスを感じて購入する対象ではなくなってしまったのです。
ミニバンと高級SUVが奪い去ったセダンの指定席
高級ミニバンであるアルファードなどの台頭は、まさにセダンにとっては致命傷でした。
セダンはどれだけボディサイズを大きくしても、乗車人数は実質4人が限界であり、天井も低いため後席での移動空間としてはミニバンの快適さに到底敵いません。
また、SUVは高い車高のおかげで、悪路での走破性はもちろん、乗り降りのしやすさや、荷物の積載力においてもセダンを圧倒しています。
「高いお金を払って高級車を買うのであれば、家族みんなが快適に移動できて、レジャーにも全力で使える車の方が絶対に良い」と、多くのユーザーが考えるようになったのは非常に合理的で自然な流れです。
その結果、セダンは「後席を豪華にしてもミニバンに負け、走りを良くしてもSUVの利便性に負ける」という、非常に厳しい立場に追い込まれてしまったのです。
自動車の歴史におけるセダンの不変の価値と美学
しかし、セダンという形状がすべての面でミニバンやSUVに劣っているわけではありません。
むしろ、走行性能や安全性という、車にとって最も根源的で重要な基本性能においては、セダンは今でも最強の形状です。
背が低く低重心であるため、カーブでの車体の揺れが圧倒的に少なく、同乗者が乗り物酔いしにくいという大きなメリットがあります。
また、頑丈なトランクの隔壁によってボディ全体の剛性が高いため、万が一の後方からの追突時にも後部座席の乗員を守る能力が極めて高く、車内の静粛性を保つ上でも圧倒的に有利な構造を持っています。
セダンが持つ「格調高く美しいプロポーション」と「一切の無駄を省いた走りの質」は、流行り廃りを超えた、不変の自動車の美学であり、だからこそ今でも一部の熱狂的な車好きやエグゼクティブたちに深く愛され続けているのです。
初心者が今あえてホンダレジェンドを中古で選ぶべき隠れたメリット
ここまで、レジェンドの売れなかった理由やセダンを取り巻く厳しい現実をたくさんお話ししてきましたが、ここからは逆転の発想です。
「今だからこそ、中古のホンダレジェンドを選ぶことは、すべての車選びの中で最も賢くて最高に満足できる選択肢の一つ」だということをお伝えさせてください。
レジェンドは、新車販売においては失敗したかもしれませんが、車自体のクオリティや、かけられた開発費、そして詰め込まれたテクノロジーは、まぎれもなく「1,000万円級の本物のスーパーカー」です。
それが、中古車市場の気まぐれによって、今や新社会人や主婦の方でも少し手を伸ばせば届くような、大衆の中古車並みのフレンドリーな価格で手に入ってしまいます。
この「超絶アンバランスな高コスパ」を味わえるのは、不人気車ならではの特権と言えます。
さらに、レジェンドに乗ることで得られるメリットは、単にお得に買えるということだけではありません。
街中で同じ車を見かけることが滅多にないため、ショッピングモールの広い駐車場でも自分の車をすぐに見つけられますし、どこへ行っても「お、あの人はなかなかセンスのある、こだわり抜いたいい車に乗っているな」という、知る人ぞ知る知的でツウな視線を浴びることができるのです。
大衆車の予算で手に入る、究極の移動空間
最近の軽自動車やコンパクトカーの新車は、安全装備などの充実によって価格が高騰しており、乗り出し価格で250万円から300万円を超えることも珍しくありません。
その予算と同じ金額を中古車市場に持ち込めば、かつてホンダが世界に挑んだ最高峰のフラッグシップセダンであるレジェンドの、非常に状態が良い極上の一台が手に入ってしまうのです。
大衆車の新車が提供する快適さやステータスと、レジェンドが提供する「3.5リッターV6ハイブリッドの異次元の加速、静寂に包まれた車内、最高級レザーシートと極上のクレルサウンド」を比較したとき、どちらが日々の生活をより豊かで刺激的なものにしてくれるかは、言うまでもありません。
もちろん、税金や維持費の面での計画性は必要ですが、「1,000万円を稼いで新車のレジェンドを買うのは難しくても、300万円で極上の中古レジェンドを手に入れて、その贅沢を余すことなく味わい尽くす」というライフハックは、賢いお買い物術として本当に自信を持っておすすめできるルートです。
人と被らない、自分だけの贅沢を満喫する悦び
どこに行ってもアルファード、プリウス、ハリアーばかりが並ぶ現代の道路事情。
それらの車は間違いなく素晴らしい車ですが、「人と同じ車はなんだか退屈だし、自分の個性を少しだけ表現したい」と思うこともありますよね。
レジェンドは、販売台数が少ないおかげで、乗っているだけで「圧倒的なオリジナル感」を放つことができます。
車に詳しくない人であっても、その5メートル近い堂々とした体躯と、ジュエルアイLEDヘッドライトと呼ばれるホンダ独自の美しい多灯式ライトを見れば、「タダ者ではない高級車」であることは一目で伝わります。
見栄を張るための高級車ではなく、「自分が本当に満足できる走り、テクノロジー、静けさを追求した結果としてレジェンドを選んだ」という選択は、非常にスマートで、何事にも代えがたい大人の贅沢と言えるでしょう。
では、またね。













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