【2026年最新】ピアノのアップライトの値段相場と失敗しない選び方
checkstore.jpのつむねです、本日もご覧いただきありがとうございます。
子どもの習い事や大人の趣味として憧れるのが、やっぱり本物のピアノですよね。
でも、「ピアノのアップライトの値段って一体いくらするの?」と不安になりませんか?
新品から中古、維持費まで考えると、大きな買い物だからこそ絶対に失敗したくないものです。
今回は、初心者でも迷わないアップライトピアノの値段相場や選び方を、私のリアルな体験談を交えてどこよりも分かりやすくお話しします。
この記事を読めば、予算に合った最適な1台がすぐに見つかりますよ!
・新品のアップライトピアノの値段とメーカー別の特徴
・中古のアップライトピアノの値段と選ぶときの基準
・ピアノの値段以外にかかる初期費用と維持費の総額
・アップライトピアノはどこで買う?おすすめの購入先

- 【結論】アップライトピアノの値段はいくら?相場一覧
- 新品のアップライトピアノの値段とメーカー別の特徴
- 中古のアップライトピアノの値段と選ぶときの基準
- ピアノの値段以外にかかる初期費用と維持費の総額
- アップライトピアノはどこで買う?おすすめの購入先
- ヤマハとカワイのアップライトピアノの値段と音色の違い
- 電子ピアノとアップライトピアノの値段と機能の比較
- アップライトピアノの失敗しない選び方と3つの注意点
- アップライトピアノを安く買うためのコツと狙い目の時期
- 実際にアップライトピアノを購入した人のリアルな口コミ
- 我が家のアップライトピアノ購入失敗談と後悔したポイント
- アップライトピアノに関するよくある質問
- まとめ:あなたにぴったりのアップライトピアノを見つけよう
【結論】アップライトピアノの値段はいくら?相場一覧

これからピアノを始めようと思っている方にとって、一番気になるのが「結局いくら用意すればいいの?」という点ですよね。
ピアノの値段は、新品か中古か、また国産ブランドか海外製かによって、驚くほど大きな幅があります。
2026年現在のリアルな価格動向を踏まえて、初心者の方がまず把握しておくべき大まかな予算相場を分かりやすく整理しました。
まずは、全体像をパッと確認できるように表にまとめましたのでご覧ください。
| ピアノのタイプ | 新品の値段相場 | 中古の値段相場 |
| 国産スタンダード(ヤマハ・カワイなど) | 約 60万円 〜 120万円 | 約 25万円 〜 60万円 |
| 国産ハイグレード・消音機能付き | 約 100万円 〜 180万円 | 约 50万円 〜 90万円 |
| 海外ヨーロッパ製(ベヒシュタインなど) | 約 250万円 〜 600万円以上 | 約 120万円 〜 300万円以上 |
いかがでしょうか。
想像していたよりも「意外と幅があるな」と感じられたかもしれません。
実は、国産の代表的なメーカーであるヤマハやカワイの新品であれば、もっともベーシックなモデルで60万円台から手に入ります。
一方で、中古ピアノに目を向けてみると、状態の良い実用的なモデルが25万円から40万円前後でゴロゴロ見つかるのです。
もちろん、10万円以下の超激安な中古ピアノがネットオークションなどに出回っていることもありますが、これにはちょっとした罠があります。
初心者が安心して長く弾き続けるための「失敗しない最低ライン」としては、中古なら総額30万円〜、新品なら総額70万円〜を見込んでおくと、後悔のないお買い物ができます。
初期投資は大きく見えますが、実は非常にコスパの良い楽器と言えます。
ですから、最初は無理をして最高級のモデルを買う必要はありません。
予算と演奏する環境(マンションなのか一戸建てなのか)に合わせて、身の丈に合った最適な1台を選んでいくのが一番の近道です。
次の見出しからは、新品と中古それぞれのより詳しい値段の内訳や、メーカーごとの特徴について細かく掘り下げていきますね。
新品のアップライトピアノの値段とメーカー別の特徴
まっさらで誰のクセもついていない新品のアップライトピアノは、やはり独特の輝きと美しい響きがありますよね。
「せっかく買うなら、子どもに最初から最高の新品をプレゼントしたい!」と考える親御さんも非常に多いです。
ここでは、新品を検討する際に避けては通れない日本の2大巨頭「ヤマハ」と「カワイ」、そして憧れのヨーロッパ高級ブランドについて、具体的な値段と特徴を解説します。
ヤマハ(YAMAHA)の新品価格と特徴
世界のスタンダードとも言えるヤマハのアップライトピアノは、非常に安定した品質と明るくキラキラとしたクリアな音色が魅力です。
初心者向けの入門モデル「bシリーズ」から、プロの演奏家も納得のハイエンドモデル「YUSシリーズ」まで幅広く展開しています。
新品の価格帯は以下のようになっています。
- b113(入門モデル):約 58万円 〜(コンパクトで置きやすい人気モデル)
- b121(ミドルモデル):約 68万円 〜(背の高さが少し高くなり、響きが豊かに)
- YU11(標準モデル):約 80万円 〜(ヤマハ伝統の基本性能をしっかりと受け継ぐベストセラー)
- YUS1(上級モデル):約 110万円 〜(特製ハンマーや高級木材を使用し、極上の表現力を持つ1台)
初心者が「せっかくなら長く使える本物のヤマハを」と考える場合、YU11(約80万円)あたりが最もバランスが良くて安心です。
響きに深みがあり、レッスンが進んで難しい曲を弾くようになっても、ピアノ側がしっかりと表現に応えてくれます。
もっとコンパクトに、そして予算を抑えたい場合はインドネシア工場で生産されている「b113」も視野に入りますが、音の伸びや表現力はやはり国産のYUシリーズに軍配が上がります。
カワイ(KAWAI)の新品価格と特徴
ヤマハと並ぶ日本の名門ブランドであるカワイは、ふくよかで温かみのある、落ち着いた音色が特徴です。
また、鍵盤のタッチがやや重めでしっかりとしており、指の力を鍛えるのに最適だという先生も多くいらっしゃいます。
カワイの新品価格帯は以下の通りです。
- K-200(入門コンパクト):約 65万円 〜(すっきりしたデザインで現代のお部屋にマッチ)
- K-300(標準モデル):約 78万円 〜(世界中で数々の賞を受賞した、評価の高い万能モデル)
- K-500(上級モデル):約 105万円 〜(グランドピアノに近いタッチ感と豊かな音量を持つ本格派)
カワイを代表するモデルといえば、なんと言ってもK-300(約78万円)です。
この価格帯でありながら、鍵盤のメカニズム(アクション)に最先端のカーボンファイバー入り樹脂を使用しており、湿度の変化に強くて狂いにくいという圧倒的な強みを持っています。
しっとりとしたクラシックらしい曲調を好む方には、カワイの深みのある響きがとても心地よく感じられるはずです。
・きらびやかでハキハキとした音が好きなら、ヤマハがおすすめ。
・しっとりとしていて優しい落ち着いた音が好きなら、カワイがおすすめ。
必ずお店で両方を実際に弾き比べる(または店員さんに弾いてもらう)のが失敗しないコツです!
中古のアップライトピアノの値段と選ぶときの基準
「新品はさすがに予算オーバーだし、子どもがいつまで続けるか分からない……」
そんな方に圧倒的におすすめしたいのが、中古のアップライトピアノです。
ピアノは木と金属で作られた頑丈な精密機械ですので、しっかりメンテナンスされていれば50年以上も現役で活躍します。
中古ピアノを選ぶ際の値段の基準や、お宝モデルを見つけるためのチェックポイントを分かりやすくお話しします。
中古ピアノの価格帯別の特徴
中古ピアノの市場は、主に「製造された年代」「背の高さ」「修復の度合い」によって価格が決まります。
だいたいの目安として、以下の3つの価格帯に分けられます。
| 価格帯 | 主な年式・状態 | こんな人におすすめ |
| 20万円 〜 35万円 | 1970年代〜1980年代の古いモデル。 消耗品は部分交換済み。 | 予算を最小限に抑えつつ、電子ピアノではなく本物で練習させたい方。 |
| 35万円 〜 55万円 | 1980年代後半〜2000年代の比較的新しい定番モデル。 中身が綺麗。 | コスパ最強!最も種類が豊富で、状態の良いベストセラー品が狙える。 |
| 55万円 〜 80万円 | 高年式(10年〜15年以内)の極上美品、またはハイエンド消音機能付き。 | ほぼ新品に近いコンディションのものを、新品よりお得に手に入れたい方。 |
中古市場で圧倒的に狙い目なのは、1980年代に作られた国産の定番モデル(ヤマハのU1HやU3Hなど)です。
「えっ、40年も前のピアノなんて本当に大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、実はこの年代の日本はバブル期に向けて楽器製造に使える原木の質が非常に高く、熟練の職人が贅沢に時間をかけて作っていた「黄金期」なんです。
そのため、現代の100万円クラスの新品よりも、当時のしっかり作られたピアノをきちんと調整した中古(40万円前後)の方が、はるかに響きが良いという現象が普通に起こります。
中古ピアノを買うときに必ずチェックすべき3つのポイント
中古ピアノ選びで絶対に失敗しないために、お店で以下の点を確認してください。
中古楽器店で購入する際は、「外装の傷よりも、鍵盤のタッチがバラついていないか」「内部のハンマーフェルトが極端に削れて平らになっていないか」「修理保証が3年〜5年以上ついているか」を重視して選びましょう。
信頼できる調律師さんがいるお店であれば、あなたの予算に合わせて最高に輝く中古ピアノを提案してくれますよ。
ピアノの値段以外にかかる初期費用と維持費の総額
アップライトピアノを購入する際、ついつい本体価格だけに気を取られがちですが、実は「届くまでにいくらかかるか」「置いてから毎年いくらかかるか」という隠れた費用が存在します。
家にピアノが来てから「こんなはずじゃなかった!」と青ざめないために、初期費用と年間の維持費をあらかじめ計算しておきましょう。
本体以外にかかる初期費用(運送・設置)
ピアノは重さが200kg〜250kgもある超重量級のデリケートな精密機械です。
そのため、一般的な引っ越し業者ではなく、ピアノ専門の配送業者に依頼する必要があります。
初期にかかる主な費用の目安は以下の通りです。
- 基本運送運賃(1階への設置):約 2万円 〜 4万円(距離によって変動します)
- 階数ピッチ(2階以上への搬入):階段1階につき+5,000円〜1万円
- クレーン吊り上げ(階段を通らない場合):+2万円 〜 4万円
- 耐震用インシュレーター(床の保護・地震対策):約 1.5万円 〜 3万円
- お部屋の床補強(和室や古い床の場合):敷板などの設置で約 5,000円 〜 1.5万円
もし、一戸建ての2階の子供部屋にクレーンで吊り上げて搬入する場合、運送費だけで6万円〜8万円ほどかかるケースもあります。
見積もりを取る際は、必ず設置場所の階数やエレベーターの有無、お家の前の道路の広さを伝えるようにしてください。
毎年かかる維持費(調律・防音)
ピアノは設置したら終わりではありません。
生きている木材でできているため、湿度や温度の変化によって毎日少しずつ音がズレていきます。
美しい音色を保ち、ピアノの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが絶対に欠かせません。
アップライトピアノの調律費用は、1回あたり約 1.3万円 〜 1.8万円が相場です。
数年間調律をしていないピアノの場合、基準の音まで引き上げるための追加料金(5,000円〜1万円程度)が発生することがありますので、毎年サボらずに依頼するのが一番安上がりです。
また、一戸建てやマンションでご近所への音が気になる場合、防音対策費用も考慮しておきましょう。
ピアノの後ろに取り付ける防音パネル(約4万円〜8万円)や、鍵盤の下に敷く防振マット(約1.5万円〜3万円)などを用意しておくと、ご近所トラブルを防げて、いつでも安心して練習に集中できます。
これらの初期費用+維持費を頭に入れて、本体価格の予算を少しだけ控えめにしておくと、気持ちにゆとりを持って購入できますよ。
アップライトピアノはどこで買う?おすすめの購入先
アップライトピアノをいざ買おうと決めても、「メーカーの直営店がいいの?」「街の楽器店?」「ネットでポチるのもあり?」と悩んでしまいますよね。
一生に何度も経験しない高価なお買い物ですから、安心できる購入ルートを選びたいところです。
それぞれの購入先の特徴と、初心者さんにとってのメリット・デメリットを詳しく解説します。
メーカー直営店・ショールーム(ヤマハ・カワイ等)
新品を購入するなら、最も確実で究極の安心感を得られるのがメーカーの直営店です。
現行モデルがズラリと並んでおり、専門のスタッフから詳しい説明を受けながら、何台も試弾して自分の好みに合う1台を見つけることができます。
ただし、値引き交渉がほとんど期待できないため、定価に近い購入価格になる点がデメリットです。
地域の総合楽器店・中古ピアノ専門店
新品だけでなく中古も視野に入れて、色々見比べながら決めたい方に一番おすすめなのが、地域の信頼できる中古ピアノ専門店や大型楽器店です。
様々なメーカーのピアノ(ヤマハ、カワイ、さらにはディアパソンや海外製など)が同じフロアに並んでいるため、メーカーの枠を超えて弾き比べができます。
- メリット:中古の在庫が豊富で、価格交渉やお得なセット(椅子やカバーなどのプレゼント)が期待できる。
- デメリット:お店によって整備力(調律師の腕)にバラつきがあるため、適当な調整で販売している「安かろう悪かろう」の店舗に当たらないよう注意が必要。
お店を選ぶときは、単に値段が安いだけでなく、「自社に専属の調律師を何人も抱えているか」「購入後の定期調律の案内をしっかりしてくれるか」をチェックしてください。
そうしたお店であれば、長く付き合える心強いパートナーになってくれます。
Amazonや楽天市場などの大手通販サイト
現代では、なんとAmazonや楽天でもアップライトピアノが購入できる時代になりました。
「ポイントが大量に貯まるし、ネットで買った方が安いのでは?」と思われるかもしれませんが、これには非常に強い注意が必要です。
やはり、ピアノは実際に店舗へ足を運び、自分の目で見て、耳で聴いて、信頼できる人から手渡しで買うのが、最も失敗しない安全な方法です。
ヤマハとカワイのアップライトピアノの値段と音色の違い
日本のピアノ市場を牽引し、世界のコンクールでもしのぎを削り合う「ヤマハ(YAMAHA)」と「カワイ(KAWAI)」。
ピアノ選びを始めると、必ずこの2大ブランドのどちらにするかで壁にぶち当たります。
「値段は似たようなものだけど、一体何が違うの?」という疑問に、音色や構造、弾き心地の観点からしっかりと切り込んでお答えします。
ヤマハとカワイの根本的な「音色のキャラクター」
2つのブランドは、理想とするピアノの音作りの方向性が180度違います。
言葉で表現すると、以下のような美しい対比になります。
ヤマハの音色:きらびやかで透き通る、元気な太陽の光
高音域が非常に華やかで、音がハキハキと前に飛んでいく感覚があります。ポップスやジャズ、現代音楽を弾く時にも埋もれない、明るくクリアな音色が特徴です。
聴いている人をパッと明るい気持ちにさせてくれる響きを持っています。
カワイの音色:ふくよかで温かい、落ち着いた森の木漏れ日
低音から中音域にかけて、非常に深く重厚な響きを奏でます。グランドピアノに近いしっとりとした丸みのある音で、クラシックのショパンやドビュッシーといった繊細な表現が求められる曲に最適です。
弾いている本人を優しく包み込むような残響があります。
鍵盤のタッチ(弾き心地)の違い
音色と同じくらい大切なのが、指先に伝わる「鍵盤の重さや感覚」です。
ここにも、両者の職人のこだわりが詰まっています。
- ヤマハ:軽やかでスムーズなレスポンス。
指を動かしやすく、トリルや早いパッセージが軽快に転がります。
初めてピアノを触るお子様でもストレスなく鍵盤を押し下げることができます。
- カワイ:ややしっかりとした、手応えのある重厚なタッチ。
グランドピアノのタッチを意識して作られており、指先のコントロール力をしっかりと育てる訓練になります。
値段の面では、同じクラスのモデル(標準的な121cmクラス)で比較した場合、ヤマハのYU11(約80万円)に対してカワイのK-300(約78万円)と、ほぼ同等かカワイが数万円だけリーズナブルな設定になっていることが多いです。
これは、カワイがアクション部分に先進的な樹脂パーツを採用することで、コストを抑えながら高い耐久性を実現しているためです。
どちらが良い悪いではなく、最終的には「好みの問題」です。
お近くの楽器店で、ぜひ両方のメーカーの鍵盤をぽろんと叩いてみてください。
その瞬間に、あなたの心にスッと入ってくる心地よい音があるはずです。
それこそが、あなたにとっての「運命の1台」ですよ。
電子ピアノとアップライトピアノの値段と機能の比較
「最近の電子ピアノは本物そっくりって聞くし、アップライトは高すぎるから電子ピアノで十分かな……」
そう迷っている親御さんは本当に多いです。
確かに電子ピアノは10万円前後から購入でき、夜でもヘッドホンで練習できるため、現代の住宅事情にはこの上なく便利ですよね。
しかし、ピアノ教室の先生の多くが「できる限り本物のピアノ(アコースティック)を用意してください」と口を酸っぱくして言うのには、値段の差だけでは語れない決定的な理由があるのです。
構造上の圧倒的な違いと表現力の差
電子ピアノとアップライトピアノは、根本的に「全く別の楽器」です。
- 電子ピアノ(デジタル楽器):鍵盤はスイッチに過ぎず、押すと事前に録音された一流グランドピアノの音が「スピーカーから再生」されます。
- アップライトピアノ(生楽器):鍵盤を押すと、内部のフェルトでできたハンマーが動き、本物の「鋼鉄の弦」を叩きます。
その振動が木製の大きな「響板」に伝わり、空間全体を震わせて美しい生音が鳴り響きます。
電子ピアノは、誰がどう弾いても「均一に綺麗で整った音」が鳴ります。
しかし本物のピアノは、優しく触れば囁くような優しい音が鳴り、怒りを込めて叩けば荒々しい音が鳴り、指先のミリ単位のタッチの違いが、100段階以上の無限の音色の変化となって現れるのです。
この「自分の指先で音色を作り出す感覚」は、どれほど高級な電子ピアノであっても、生楽器でなければ絶対に身につけることができません。
予算が気になる場合は、100万円の電子ピアノを買うくらいなら、40万円の中古アップライトピアノを買う方が、ピアノの上達という面においては100倍有意義です。
ぜひ、お子様の未来への投資として、生ピアノの素晴らしさを検討してあげてくださいね。
アップライトピアノの失敗しない選び方と3つの注意点
アップライトピアノは、一度お家に迎えると、簡単に買い替えたり模様替えしたりできない「超大型の同居人」になります。
お買い物で絶対に後悔しないために、購入ボタンを押す前に必ずチェックしてほしい、リアルで実用的な3つの必須注意点をお届けします。
これらを怠ると、最悪の場合「買ったのに家に入らない」「近所からクレームが来て一度も弾けない」といった悲劇になりかねません。
注意点1:設置スペースと「床の耐荷重」の確認
アップライトピアノのサイズは、幅が約150cm、奥行きが約60cm、高さが110cm〜131cmほどあります。
設置するときは、調律作業や音の響きの逃げ道を作るために、壁から必ず10cm〜15cmほど離して置く必要があります。
そのため、実寸よりも一回り広いスペースを確保しなければなりません。
さらに重要なのが重さです。
約250kgの荷重がインシュレーターを伝って「わずか4点」に集中してかかります。
現代の一般的な住宅であれば、1階に置く分には補強なしで耐えられることがほとんどですが、築年数の古い古い一戸建てや、2階以上の部屋に置く場合は、床が沈まないようにあらかじめ建築会社や楽器店に相談し、敷板(補強ボード)を敷くなどの対策を必ず施してください。
注意点2:ご近所との騒音トラブルを防ぐ防音・遮音の準備
生ピアノの音量は、目の前で聴くと約90デシベル〜100デシベル(パチンコ店内や電車の通るガード下と同レベル)に達するほどの爆音です。
特にマンションやアパートなどの共同住宅、住宅が密集している地域では、何の対策もなしに窓を開けて弾くのは絶対にNGです。
・遮音カーペットと防振インシュレーターを併用する(床下への振動を約40%カット)
・ピアノの背面(音が一番出る場所)に防音パネルを設置する
・消音ユニット(ナイトーンやサイレント機能)をピアノに後付けする
2026年現在の中古ピアノには、最初からマフラーペダル(弱音幕)が付いているものがほとんどですが、それでも音が気になる場合は、ヘッドホンをして消音の生ピアノとして弾ける「消音ユニット(後付けで約15万円〜)」を取り付けるのが最も安心でスマートな初心者向けルートです。
注意点3:搬入経路の「事前下見」は絶対にケチらない
「せっかくお気に入りのピアノを買ったのに、玄関の曲がり角を曲がりきれずに持ち帰る羽目になった……」
これは、実はピアノ購入で本当によくある失敗例です。
エレベーターのドアの高さと奥行き、階段の踊り場の幅、玄関ドアの有効幅など、ピアノが通るルートには数々の関門があります。
少しでも不安がある場合は、数千円の手数料を払ってでも、事前に配送業者にお家の搬入経路を下見してもらうサービスを必ず利用してください。
ここでプロのお墨付きをもらっておけば、搬入当日にヒヤヒヤすることなく、笑顔でピアノを迎えることができますよ。
アップライトピアノを安く買うためのコツと狙い目の時期
「ピアノは高い買い物だから、少しでも予算を抑えて賢く買いたい!」
主婦である私としては、これこそが一番熱を込めてお伝えしたいポイントです。
実は、年間を通してピアノの値段が下がりやすい時期や、交渉がスムーズに進みやすい魔法のタイミング、そして中古市場ならではの裏技があるんです。
お財布に優しく本物のピアノを手に入れるためのロードマップを伝授します。
狙い目時期1:楽器店の「大決算セール」と「新生活応援フェア」
一般的に楽器業界は、年間の売上目標を達成するために特定の時期に大型のクリアランスセールを実施します。
ここが、最大のチャンスです!
- 決算セール(主に5月〜6月、または11月〜12月):お店が少しでも売上を作りたい時期のため、普段は値引きをしない新品モデルでも、配送費サービスや高価な付属品(高低自在椅子、キーカバー、お掃除セットなど)を無料で付けてもらえる可能性が飛躍的にアップします。
- 新生活応援フェア(2月〜4月):新学期に合わせてピアノを習い始める子どもが急増するため、初心者向けのセットが特別価格で大量にリリースされます。
この時期は中古ピアノの在庫循環も非常に早いため、思わぬお宝に出会える確率が高くなります。
コツ2:下取りや古い楽器の買取査定を組み合わせる
もし、今までお家で使っていた古い電子ピアノやキーボードがあるなら、単に粗大ゴミとして捨てるのではなく、新しくピアノを買うお店に「下取り」として引き取ってもらえないか交渉してみましょう。
特に人気メーカーの電子ピアノであれば、数万円の下取り値引きとして購入価格から差し引いてくれるケースが多々あります。
安く買うことにこだわりすぎて整備が甘いお店で買うのは本末転倒ですが、こうしたキャンペーンやお店独自のサービスを最大限に活用して、賢くスマートにお得を手に入れましょう!
実際にアップライトピアノを購入した人のリアルな口コミ
大きな買い物だからこそ、実際にアップライトピアノをお家に迎えた先輩たちの生の意見が気になりますよね。
買ってから「こんなところが最高だった!」という喜びの声だけでなく、「ここは事前に考えておくべきだった……」という本音の愚痴まで、第三者の客観的な口コミを分かりやすくまとめました。
購入後の生活をイメージするための参考にしてくださいね。
喜びと満足の口コミ(高評価)
今まで電子ピアノで練習していましたが、本物のアップライトが家に届いたその日から、娘の目の色が変わりました!
「音の響きが全然違う!体がポカポカする!」と言って、親が『練習しなさい』と言わなくても自分から楽しそうに弾いています。
発表会でも指がしっかり動いて、先生にもの凄く褒められました。
思い切って買って本当に良かったです。
子供の頃に習っていたピアノを再開したくて、中古のヤマハU3Mを購入しました。
木のぬくもりを感じる豊かな低音がリビングいっぱいに広がって、家事の合間に少し弾くだけで毎日が信じられないくらい豊かになりました。
電子ピアノのプラスチック感とは全く違う、本物の楽器ならではの重厚感に毎日癒やされています。
後悔や失敗の本音口コミ(注意点)
口コミを見て分かるとおり、「音色の豊かさや、上達への貢献度」については100%の人が大満足している一方で、やはり「防音対策」と「維持費」の2点については、事前にしっかりと計画を立てておかないと焦ってしまうポイントのようです。
これらの声を先回りのヒントにして、失敗のないピアノ生活のスタートを切りましょう!
我が家のアップライトピアノ購入失敗談と後悔したポイント
ここでちょっと箸休めに、私「つむね」の、恥ずかしいけれど誰かのためになるリアルな大失敗談をシェアしますね。
今でこそ偉そうにアドバイスをしている私ですが、数年前は本当に何も知識がないド素人でした。
その結果、お財布にも心にも大きなダメージを受ける失敗をやらかしてしまったのです。
「ネットで12万円の超激安中古ピアノ」に飛びついた悲劇
数年前、子どもがピアノ教室の先生から「そろそろキーボードは卒業して、本物のピアノを」と言われた時、当時の私はとにかくお金を浮かせたくて必死でした。
そんな時、ネットのオークションサイトで「名門ヤマハのアップライトピアノ、送料別で12万円!すぐに弾けます!」という出品を見つけたのです。
写真ではそこそこ綺麗に見えたし、何より安さに目がくらんだ私は、夫の「現物を見なくて大丈夫?」という静止を無視して、その場で落札してしまいました。
これが、すべての悪夢の始まりでした……。
「つむねさん、このピアノは長い間湿気の多い納屋か倉庫に放置されていたようですね。
内部の木材やピンが完全に錆び付いていて、まともに調律できません。
全体をすべてオーバーホールして使えるようにするには、最低でも35万円以上の修理費用がかかりますよ……」
血の気が引くのを感じました。
本体代12万円+配送料5万円+修理代35万円=合計52万円。
これなら、最初から信頼できる実店舗の中古ピアノ専門店に行って、完璧に整備されて3年保証がついた40万円の上質な中古ピアノが、お釣りが来るレベルで余裕で買えていたのです。
結局、その満身創痍のピアノを泣く泣く処分(処分費用も1.5万円かかりました)し、一から楽器店に行って買い直すという、時間とお金をドブに捨てる大失敗をしてしまいました。
この経験から私が得た教訓は、「ピアノのような一生モノの生楽器は、絶対に価格の安さだけで選んではいけない」ということです。
中身の状態が素人には分からないからこそ、歴史と実績があり、信頼できるプロのいる実店舗で、きちんと保証書を発行してもらえる品を買う。
これが一番の節約であり、唯一の近道だと、身をもって痛感しました。
アップライトピアノに関するよくある質問
これからアップライトピアノを購入しようとする読者様から、私のブログに寄せられることの多い細かな疑問を、Q&A形式で一気に解決します!
購入前、あるいは購入直後のモヤモヤをすっきりと解消していきましょう。
まとめ:あなたにぴったりのアップライトピアノを見つけよう
今回は、アップライトピアノの気になるお値段相場から、メーカーごとの違い、電子ピアノとの比較、失敗しない選び方、そして私自身の恥ずかしい失敗談まで、包み隠さずすべてお話ししました。
最後に、この記事の要点を3つにギュッとまとめますね。
・予算を抑えつつ本格的な生ピアノで練習したいなら、35万円〜55万円前後の上質な中古ピアノ(1980年代製)がコスパ最高でおすすめ!
・きらびやかな高音ならヤマハ、落ち着いた重厚感ならカワイ。
必ず実際にお店で自分の耳で聞いて、好みの音を選ぼう!
・生ピアノを置くときは、本体の値段だけでなく「往復の運送費(初期費用)」と「年に1回の調律費用(維持費:約1.5万円)」をしっかりと予算に組み込んでおくのが失敗を防ぐ最大の鍵!
アコースティックピアノがお家にある生活は、本当に豊かで素晴らしいものです。
指先からダイレクトに伝わる木の振動と、お部屋全体を包み込む本物の美しい残響は、お家全体の空気すらも優しく変えてくれます。
大きな買い物だからといって過度に怖がる必要はありません。
中古であっても新品であっても、信頼できる街のピアノ専門店に一歩足を踏み入れれば、親身になって相談に乗ってくれる調律師さんが必ずあなたを待っています。
まずは、休日に家族を連れて、お近くの楽器店に気軽にピアノを見学に行ってみることから始めてみませんか?
カタログを眺めるだけでも、未来の素敵な音楽ライフへのワクワクが一気に膨らみますよ!
あなたが、そしてご家族の皆様が、運命の素晴らしい1台と出会えることを、心から応援しております。
では、またね。













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