取引先に失礼のない終売案内例文集!そのまま使えるメールや文書のテンプレート

取引先に失礼のない終売案内例文集!そのまま使えるメールや文書のテンプレート

checkstore.jpのつむねです、本日もご覧いただきありがとうございます。
みなさん、お仕事やお店の運営、本当にお疲れ様です!
長く愛されてきた大切な商品やサービスを、どうしても諸事情で終了しなければならなくなったときって、本当に心が痛みますよね。
「今までお世話になった取引先やお客様に、どうやって失礼なく、そしてカドを立てずに販売終了をお知らせしたらいいんだろう…」と、夜も眠れないくらい悩んでいませんか?
じつは、伝え方ひとつでこれまでの信頼関係がもっと深まることもあれば、逆に一瞬で気まずくなってしまうこともあるんです。
今回は、私が実際に現場で何度も頭を悩ませて作成してきた、そのままコピペして使える丁寧な終売案内の例文を、状況別にたっぷりご紹介します!
これを読めば、お詫びとこれまでの感謝の気持ちがしっかり伝わる文章がすぐに完成しますよ。
どうぞ肩の力を抜いて、最後までゆっくり読んでみてくださいね!

・終売案内を取引先に送るタイミングと基本マナー
・そのまま使える!取引先向けの基本の終売案内例文テンプレート
・一般の消費者(お客様)向けの丁寧な終売案内例文テンプレート
・原材料の高騰や設備老朽化など「終売理由別」の書き方例文
・季節限定商品やパッケージリニューアルに伴う終売案内例文

終売案内を取引先に送るタイミングと基本マナー

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つむね
つむね
終売案内は早めの連絡が最大の誠意になりますよ!

商品を販売終了にするときに、一番やってはいけないのが「直前での連絡」です。
相手側にも在庫の調整や、代替品を探すための時間が必要になります。
一般的には、実際の販売終了日の最低でも3ヶ月から半年前には第一報を入れておくのがビジネスマナーとされていますよ。
特に、相手側の看板メニューに使われている食材や、製造ラインに組み込まれている部品などの場合は、猶予期間をさらに長く取る必要があります。
「まだ最終決定じゃないから…」と社内だけで抱え込んでいると、後から大きなトラブルに発展してしまうこともあるんです。
私も昔、ある商品の終売決定を「ギリギリで言えばいいや」と引き延ばしてしまい、お世話になっていた取引先の担当者様を大激怒させてしまった苦い思い出があります。
あのときの凍りつくような電話対応は、今でも夢に見るほどトラウマになっています…。
だからこそ、スピード感と余裕を持ったスケジュール設定こそが、何よりの誠意なんですよね。
丁寧な言葉遣いだけでなく、相手のビジネスに与える影響を先回りして考える優しさが、信頼関係を長続きさせる最大の秘訣です。
まずは社内でスケジュールをしっかりと確認し、余裕を持った日程でお知らせの準備を始めてみましょう!

そのまま使える!取引先向けの基本の終売案内例文テンプレート

それでは、最も標準的でどんな業界でも使いやすい、取引先(BtoB)向けの基本テンプレートをご紹介します。
こちらはメールでも書面でも使えるように、丁寧かつ簡潔な構成に整えてあります。
コピーして、会社名や商品名などの該当部分を書き換えるだけで、あっという間にきちんとした案内文が仕上がりますよ!

【取引先向け】基本の終売案内テンプレート

〇〇株式会社
御中(または 役職・お名前)

拝啓

貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、このたび長年にわたりご愛顧いただいておりました弊社製品「[商品名]」につきまして、誠に勝手ながら販売を終了させていただく運びとなりました。
これまでの多大なるご愛顧に、心より深く御礼申し上げます。

販売終了に伴い、貴社には多大なるご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
詳細につきましては、下記をご確認いただけますようお願い申し上げます。

敬具

1. 対象商品:[商品名](型番・JANコード等)
2. 販売終了時期:2026年〇月〇日(※最終受注締切:2026年〇月〇日)
3. 代替商品:[代替商品名](※詳細は別紙または下記参照)
4. お問い合わせ先:弊社営業部 [担当者名](電話番号、メールアドレス)

以上

ビジネスの文書では、このように「記書き(きがき)」を使って、重要な日時や対象商品を一目でわかるように整理するのがとても親切です。
ダラダラと長文のメールを送ってしまうと、相手の担当者様が「結局、最終オーダーはいつまでなの?」と迷ってしまいますからね。
特に最終受注の締め切り日は、トラブル防止のためにも大きく太字にするなどして強調しておくことを強くおすすめします。
このような基本をしっかり抑えた文書を作成することで、相手に安心感を与えることができますよ。

一般の消費者(お客様)向けの丁寧な終売案内例文テンプレート

次に、一般のお客様(消費者)に向けてホームページやSNS、店頭のPOPなどで告知する際のテンプレートです。
BtoBのビジネス文書とは違い、難しすぎる言葉遣いは避けて、親しみやすさと感謝の気持ちを前面に出すと、ファンの方々にも納得してもらいやすくなります。
愛用してくれていたお客様が悲しまないよう、温かみのあるトーンで語りかけるように書いてみましょう。

【一般のお客様向け】温かみのある終売案内テンプレート

いつも「[お店の名前やブランド名]」をご利用いただき、本当にありがとうございます。

本日は、長年たくさんのお客様に愛されてきました「[商品名]」について、大切なお知らせがございます。

このたび、誠に勝手ながら「[商品名]」は、2026年〇月〇日をもちまして、販売を終了させていただくことになりました。
「毎日の楽しみにしていたのに」「これがないと困る!」という嬉しいお声をたくさんいただいていた中で、このような心苦しいお知らせとなってしまい、本当に申し訳ございません。

これまで「[商品名]」を温かく支えてくださった皆様には、スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
店頭やネットショップでの在庫がなくなり次第、順次販売終了となりますので、お買い求めの際はお早めにご利用いただけますと幸いです。

これからも、皆様に笑顔をお届けできるような新しい商品づくりに励んでまいります。
今後とも変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願い申し上げます。

一般のお客様向けに発信する際は、「在庫限りで終了となること」を明確に伝えておくと、駆け込みでの購入にもつながりやすいですし、後からの苦情を防ぐことができます。
「いつの間にか売ってなくなっていた!」と思われるのが、お客様にとっては一番悲しいですからね。
お互いが気持ちよくお別れを言えるような、おもてなしの心を感じる文章を意識してみましょう!

原材料の高騰や設備老朽化など「終売理由別」の書き方例文

終売案内を書くときに一番頭を悩ませるのが、「終売に至った理由をどう説明するか」ですよね。
正直に書きすぎても生々しいですし、かといって「諸般の事情により」と濁しすぎると、取引先から納得を得られないこともあります。
ここでは、よくある3つの理由別に、角が立たないスマートな例文をまとめました。

原材料の高騰や資材不足が理由の場合

昨今の物価高により、価格を維持しての製造が難しくなった場合の例文です。
ただ「苦しいからやめます」ではなく、「品質を維持するための苦渋の決断だった」というニュアンスを込めると、相手も理解しやすくなります。

原材料高騰による終売の理由文例:
「これまで原材料の価格維持に努めてまいりましたが、昨今の主要素材の度重なる高騰により、従来の品質と価格を維持した状態での製造継続が極めて困難な状況となりました。

つきましては、誠に不本意ではございますが、本商品の販売を終了させていただくこととなりました。

製造設備の老朽化や部品調達が困難な場合

機械の寿命や、古い部品が手に入らなくなった場合の例文です。
これは物理的な限界であるため、取引先としても最も納得がスムーズにいきやすい理由の一つですね。

設備老朽化による終売の理由文例:
「長年にわたり稼働してまいりました製造設備の大幅な老朽化に伴い、今後の安定した品質保持および生産継続が困難な見通しとなりました。

部品の調達も極めて困難な状況であることから、今後の製品供給を安定させることが難しく、やむを得ず生産を終了する決定へと至りました。

需要の低下やラインナップ整理の場合

売れ行きが落ちてしまい、経営判断として廃盤にする場合の例文です。
「売れないから」とストレートに言うのではなく、「新商品の開発や主力商品への注力のため」と前向きな理由に変換するのがプロの書き方ですよ!

ラインナップ整理による終売の理由文例:
「昨今の市場動向およびお客様のニーズの変化に伴い、今後の製品展開を見直しました結果、経営資源を主要ラインナップへ集中させることとなりました。

それに伴い、本製品の製造を終了し、今後はより一層ご満足いただける新製品の展開へと注力させていただくこととなりました。

このように、言い回しを少し工夫するだけで、相手に与える印象はガラリと変わります。
嘘をつく必要はありませんが、「やむを得ない前向きな選択であったこと」を伝えるのがスマートなビジネスパーソンですね。

季節限定商品やパッケージリニューアルに伴う終売案内例文

すべての終売が「悲しいお別れ」ばかりではありませんよね。
季節限定の役割を終えたから販売終了する場合や、中身はそのままにデザインを一新するための「ポジティブな終売」もあります。
この場合は、取引先に不安を与えないよう、次の展開に期待を持たせる明るい案内文に仕上げるのがコツです!

シーン案内文のポイントおすすめのフレーズ例
季節限定商品の終了次のシーズンの予定を少し匂わせる「今期の販売は終了いたしますが、また来期にパワーアップして登場予定です!」
パッケージリニューアル現行品の販売終了と新パッケージの案内をセットで行う「現行品は〇月をもちまして終了し、新しく生まれ変わった〇〇がデビューします!」

例えば、パッケージリニューアルの場合の具体的な文面は以下のように作成してみましょう。

【リニューアルに伴う終売案内】の文例

「このたび、皆様に長年ご愛顧いただいておりました『[旧製品名]』につきまして、より使いやすく美しいデザインへと生まれ変わるため、現行品の販売を終了させていただくこととなりました。
これに伴い、2026年〇月〇日より、新パッケージおよび成分をさらに改良いたしました『[新製品名]』の販売を開始いたします。
現行品の在庫状況により、順次切り替えとさせていただきます。

取引先の皆様には、引き続きのご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

これなら、取引先も「あ、廃盤になって終わりじゃなくて、もっと売れる新商品が来るんだな!」とワクワクしてくれますよね。
ピンチをチャンスに変えるように、新しい商品の営業アピールとしてもこの終売案内を活用しちゃいましょう!

代替品(後継商品)をスムーズに提案するための終売案内例文

取引先にとって最も困るのは、「今まで仕入れていたものが明日からなくなって、代わりのものが手に入らないこと」です。
もし似たような機能を持つ別の商品や、アップグレードされた後継品がある場合は、必ずその情報をセットで提案してください。
これがあるだけで、取引先の手間を極限まで減らすことができ、「本当に気の利く素晴らしい会社だな」と株が急上昇しますよ!

代替品提案を盛り込んだ文例:
「現在ご愛顧いただいております『[旧製品名]』の販売終了に伴い、今後はスペックがより向上いたしました後継品『[新製品名]』への移行をご提案させていただきます。

こちらの新製品は、従来の機能はそのままに、[改良されたポイント(例:耐久性が1.5倍に向上、など)]を実現したモデルとなっております。
スムーズな移行のため、ご希望の取引先様にはお試し用のサンプル品をご用意しております。

担当の[営業担当者名]までお気軽にお申し付けください。

代替品の提案があると、取引先の担当者様も社内会議で「〇〇が終売になりますが、代わりにこちらの改良版を提案されています」と説明しやすくなります。
相手の社内での立場や、仕事のやりやすさを徹底的にサポートする姿勢を見せること。
これが、ビジネスで一番大切な「思いやり」のお仕事なんです。

メールで終売案内を送る際の件名と構成のポイント

現代のビジネスでは、書面を郵送するだけでなく、まずはメールで一報を入れるのが一般的になっていますよね。
しかし、一日に何百通ものメールを受け取る取引先の担当者様は、件名が分かりにくいと見落としてしまう可能性があります。
まずはメールを開いてもらうために、「件名を見ただけで重要性が一瞬で伝わる工夫」をしましょう!

良くない件名の例:
「製品についてのお知らせ」
⇒これでは、普通の営業メールと区別がつかず、後回しにされてしまいます。

おすすめの件名例:
「【重要・販売終了】弊社製品『[商品名]』終売と最終受注受付のご案内」
⇒このように、【重要】や【販売終了】という四角囲みの文字を先頭に入れることで、開封率が劇的にアップします!

また、メールの本文は以下のような構成を意識して書くと、最後までスッキリと美しく読んでもらえますよ。

  • 挨拶文:いつもお世話になっているお礼を述べる
  • 本題(結論):何の商品がいつ終わるのかを最初にズバッと伝える
  • 背景(理由):なぜ終わるのかをやむを得ない理由として書く
  • 詳細スケジュール:最終オーダーの締め切り日時を分かりやすく記す
  • 代替案の提示:代わりに何を用意しているかを書く
  • 締めの挨拶:これからも長いお付き合いをお願いしたいという感謝で結ぶ

この構成を徹底するだけで、誤解のない完璧なビジネスメールが完成します。
メールの向こう側にいる担当者様が忙しい中でサクッと確認できるよう、文字の隙間(改行)も少し多めに空けてあげてくださいね。

終売案内を作成する際に必ず盛り込むべき5つの重要項目

「うっかり書き忘れてしまった!」という項目があると、後から取引先からの確認の連絡が殺到し、自分の首を絞めることになります。
終売案内の文章を書き上げたら、送信する前に以下の5つの項目がすべて正しく書かれているか、絶対にチェックしてください。

終売案内の5大チェックリスト!

  1. 対象商品の詳細:商品名だけでなく、品番、JANコード、規格サイズなどを正確に明記しているか(※似た商品との間違いを防ぐため)
  2. 最終受注の締め切り日時:「〇月〇日の〇時まで」と、時間まで細かく指定してあるか
  3. 最終出荷の予定日:いつまでに手元に届くのか、物流のスケジュールが書いてあるか
  4. 代替品の有無とその詳細:代わりのものがある場合、仕様書やカタログの案内があるか
  5. 在庫がなくなった場合の対応:「期日前であっても、在庫が無くなり次第終了となります」などの一言が添えられているか

特に5番目の「期日前でも在庫切れで終了する可能性があること」は、絶対に書いておいた方がいいです!
これがないと、「締め切り日までまだ時間があるのに、なぜ注文を受け付けられないんだ!」とお叱りを受けてしまう原因になります。
少し先回りの予防線を張っておくことも、ビジネスを円滑に進めるための大切な知恵ですね。

知っておきたい終売案内を出す際の注意点とNGな書き方

ここまでは「おすすめの書き方」をお伝えしてきましたが、逆に「これは絶対にやっちゃダメ!」というNGな言動や書き方もあります。
相手を不快にさせたり、トラブルを誘発したりしないよう、以下のポイントを頭の隅に置いておいてくださいね。

絶対避けたい!NGな終売案内の特徴
・「突然ですが販売をやめます」と、唐突すぎる連絡をする
・「採算が合わなくて赤字なのでやめます」と、自分の都合だけを愚痴っぽく書く
・「今後についての問い合わせは一切受け付けません」といった、突き放すような冷たい態度をとる
・他社のせいにするような書き方をする(例:「〇〇社の原材料供給が遅いせい」など)

どんなにこちらが苦しい状況であっても、それをそのままぶつけてしまうのは大人のビジネスとしては少し恥ずかしいですよね。
あくまでも「お世話になった取引先への感謝とお詫び」をベースにしつつ、丁寧で謙虚な姿勢を貫くことが大切です。
言葉づかい一つで、「最後まで誠実に対応してくれたから、次の新しいプロジェクトでもあの会社と仕事をしよう!」と思ってもらえるかどうかが決まりますよ。

終売案内を出した後に取引先からよくある問い合わせへの回答例

終売案内を送ると、高確率で取引先からいくつかのお問い合わせや、時には「困るよ!」というお叱りの連絡が入ることがあります。
その時に慌てず冷静に対応できるよう、よくある2つの質問に対する素晴らしい回答例を用意しました。

Q1. 「何とかして追加でもう少しだけ生産してもらえませんか?」

長年愛用してくださっている取引先から、このようにすがるように頼まれると、心が苦しくなりますよね。
しかし、できないものはできないとはっきり伝えつつ、申し訳なさを最大限にアピールするのが正解です。

追加生産のお断り回答例:
「長年お使いいただいており、そうおっしゃっていただけることは大変光栄であり、私どもといたしましても何とかご期待に応えたいと模索いたしました。
しかしながら、すでに製造ラインの稼働を終了しており、原材料の在庫も完全に払底しているため、物理的にこれ以上の生産をお受けすることがどうしても叶わない状況でございます。
ご期待に添えず、胸が張り裂けるほど心苦しい限りですが、何卒ご理解いただけますよう伏してお願い申し上げます。

Q2. 「急に言われても困る!代替品の品質テストをする時間が足りない!」

相手に多大な迷惑をかけてしまっていることを十分に理解し、寄り添う対応が求められます。

移行期間についての回答例:
「このたびは弊社の都合により、急なご案内となってしまい、多大なるご不便とお手数をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
代替品の移行に向けた検証期間といたしまして、現段階で確保できております予備在庫を一部優先的にお取り置きさせていただきます。
少しでもテスト期間の猶予を確保できるよう努めますので、スケジュール等について個別にご相談させていただけますと幸いです。

どんなに厳しい要望であっても、まずは相手の困惑している感情を「ごもっともです」としっかり受け止めること。
その上で、今できる最善の妥協策を一緒に探していく姿勢を見せれば、大きな決裂を防ぐことができますよ。

なぜ大切?終売案内がビジネスの信頼関係に与える影響

「たかが販売終了のお知らせでしょ?メール一本送っておけば十分じゃない?」なんて思っていませんか?
じつは、ビジネスにおいて「物事を始める時よりも、終わらせる時の方が、その会社の本性が10倍よく見える」と言われているんです。
新商品の売り込みは誰だって笑顔で必死にやりますが、終わる時の後片付けやフォローをいかに丁寧にできるかで、真の人間力や企業姿勢が試されます。

終売のプロセスが雑だと、これまでどんなに良い関係を築いていても、「あそこの会社は都合が悪くなると急に連絡が冷たくなる」「最後は丸投げで逃げるんだな」と思われてしまいます。
そうなれば、将来また新しく素晴らしいサービスを立ち上げたときに、もう二度と話を聞いてもらえなくなってしまいますよね。
逆に、最後まで泥臭く、取引先のために代替品を探し、お詫び行脚をして、誠心誠意対応した会社には、次のような未来が待っています。

最後まで誠意を貫いた会社が得られる3つの果実
・「あの担当者さんは最後までうちの事を考えて動いてくれた」という個人的な深い信頼関係
・「新しいプロジェクトをやる時は、また真っ先にあの人に声をかけよう」というチャンス
・業界内での「あそこは絶対に逃げない、最後まで誠実な良い会社だ」という口コミ評判

だからこそ、終売案内は単なる「業務上の手続き」ではなく、「未来の新しい信頼を勝ち取るための最大の営業活動」なんです。
終わらせる時だからこそ、普段の何倍もの心を込めて取り組んでみてくださいね。

通販サイト(Amazonや楽天市場)での販売終了を伝える案内方法

最近では、実店舗だけでなく、Amazonや楽天市場などのECモールに出店して直接お買い物をされている企業や主婦ブロガーの方も増えていますよね。
こういったインターネット通販で商品を終売する場合、一般的な取引先向けの文書とは少しアプローチを変える必要があります。

ネット通販の強みは、「購入者と直接メールやメッセージ機能、商品ページ、SNSで繋がれること」です。
この強みを活かして、ネットならではの温かい案内を行ってみましょう!

掲載場所具体的な対策・案内方法
商品ページ(画像)商品のサムネイル画像の最後に、「〇月〇日をもって販売を終了いたします。

長年のご愛顧ありがとうございました」という目立つテキスト入りのバナー画像を挿入する。

店舗トップページ目立つお知らせエリアに、感謝の気持ちを伝えるメッセージ特設ページへのリンクを貼る。

メルマガ(ニュースレター)「大切なお知らせ」として、これまでの歴史やスタッフの想いをストーリー仕立てにして配信し、最後まで楽しんでもらう。

ネットのお客さんは、商品そのものだけでなく、「そのお店のファン」「その人の人柄が好き」という理由でリピートしてくれていることが多いです。
だからこそ、ただ無機質な「販売終了」のシステムメッセージを流すだけではもったいない!
「実はこんなこだわりで作っていましたが、惜しまれつつ卒業します」といった開発秘話を少し交えるだけでも、お客さんの愛着はさらに深まり、代替品への移行や他のお買い物にも繋がってくれますよ。

【実体験】つむねが実際に終売案内で大失敗したお話と学んだ教訓

ここで、ちょっとお恥ずかしい私の過去の失敗談をシェアさせてくださいね…!(本当に今思い出しても赤面ものです)
数年前、私が小さなネットショップの運営をお手伝いしていた時のこと。
季節ごとに入れ替える限定のオリジナルハーブティーが、予想以上の大ヒットを記録したんです。
しかし、原料の手配が間に合わなくなり、急遽そのシーズンの販売をストップせざるを得なくなりました。
その時、私は「まあ、季節限定品だから、在庫が無くなったら自動的にソールドアウトの表示に変わるだけでいいかな。

お客さんも限定品って知ってるし」と、ちゃんとした終売の案内を何もせずに、そのままフェードアウトさせてしまったんです。

そしたら、数日後にメールボックスを開いてビックリ!
お客様からのお問い合わせが、溢れんばかりに届いていました。
「毎日楽しみにカートに入れて購入しようとしたら、突然買えなくなりました。

もう二度と手に入らないんですか?」「お友達へのプレゼントに約束していたのに、いつ再入荷しますか?」といった、悲しみと混乱の声ばかり。
さらには、「連絡もなしにいきなり終わらせるなんて不親切です」という、お叱りのメッセージまでいただいてしまいました。
本当に頭をガツンと殴られたような衝撃でした。
「私は自分側の都合だけで物事を見ていて、毎日楽しみにしていたお客様の気持ちをちっとも考えていなかったんだ…」と、涙が溢れて深く深く反省しました。

この手痛い大失敗から私が学んだ最大の教訓がこちらです。

つむねが涙を流して学んだ教訓
・どんな小さな商品でも、それをお買い物して楽しみに待っている人の生活がある
・「言わなくても分かるだろう」は、売り手側のただの怠慢であり大いなる勘違い
・終わる時こそ、始まりの時の10倍の時間をかけて丁寧に説明しなければいけない

その後、私はすぐにお詫びと終売の経緯を説明するメッセージを一件一件丁寧に送り、次の新しいお茶が完成した際には、まずそのお客様たちに先行してサンプルをお届けするなどの誠心誠意のフォローを行いました。
幸いにも、お客様はそんな私の下手くそな対応でも許してくださり、「次のお茶を楽しみにしてますね!」と温かいメッセージを返してくれたんです。
本当に涙が出るほど嬉しかったです。
もし今、終売のことで悩んでいる方がいたら、私のこの痛い失敗を思い出して、ぜひ「相手の目線に立った丁寧すぎるほど丁寧なお知らせ」を心がけてみてくださいね!

終売案内に関するよくある質問(FAQ)

最後に、終売案内の作成や実務において、読者のみなさんからよく寄せられる細かい疑問をQ&A形式でスッキリ解決していきます!

Q. 終売案内はいつ頃までに相手に届けるのが一番ベストですか?
A. 一般的には「3ヶ月前」が基本ですが、相手に代替品を選んでもらう期間が必要な場合は「半年前」が理想的です。


相手のビジネスに影響が出るような重要な資材や商品の場合は、少しでも早い方が喜ばれます。

遅くとも「1ヶ月前」までには絶対に第一報を届けるようにしましょう。

Q. 終売の理由を「諸般の事情により」だけで済ませるのは失礼にあたりますか?
A. 失礼とまでは言えませんが、少し不親切な印象を与えることがあります。


もし可能であれば、「原材料高騰に伴う品質維持のため」や「製品ラインナップの見直しのため」など、短くても納得できる理由を一言添えてあげると、取引先も気持ちよく受け入れてくれやすくなりますよ。

Q. 代替品を用意できない場合は、案内文にどう書けばいいでしょうか?
A. 「誠に恐れ入りますが、現時点で代わりの商品のご用意がございません」と、丁寧にお詫びを述べつつ、自社の他のおすすめラインナップを軽く紹介すると親切です。


「〇〇のような用途には、こちらの既存の〇〇シリーズもご活用いただけますので、よろしければご検討ください」と、少しでも相手の役に立つ選択肢を提示してあげるのが優しい対応ですね。

Q. ホームページで終売を告知する際、情報はいつまで掲載しておくべきですか?
A. 最低でも、実際の販売終了日から「半年から1年間」は掲載を続けておくことをおすすめします。


たまにしか購入しないお客様や、しばらくの間その商品を使っていなかった方が、後から「あれ、そういえば何で買えないんだろう?」と検索した際、理由がわかるページが残っていると安心だからです。

疑問はスッキリ解消できましたでしょうか?
終売のお知らせは一見とても後ろ向きで気が重い作業に思えますが、実はこれからの信頼を守るためのとても大切なステップなんですよ。

まとめ

長くなりましたので、今回の重要なポイントを3行でまとめますね!

・終売の案内は、取引先への誠意として「とにかく早く余裕を持って」連絡すること!
・理由やお詫びを丁寧に書きつつ、代替品(後継品)の提案をセットで行うのがプロの技!
・終わらせる時こそ、これまでの感謝を込めて誠心誠意向き合うことで、未来の信頼が手に入る!

まずは、今回ご紹介した例文テンプレートを自分たちの商品名に書き換えて、コピペして使ってみることから気軽に試してみてくださいね。
最初は文面を作るだけでもドキドキすると思いますが、お世話になったあの人へ、丁寧なお手紙を書くような優しい気持ちで接すれば、必ず相手にも温かい気持ちが伝わりますよ!
あなたの素晴らしいビジネスの未来を、つむねはいつでも心から応援しています。

では、またね。

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