犬のスピッツの値段はいくら?損しないお迎え方法と初期費用を解説

犬のスピッツの値段はいくら?損しないお迎え方法と初期費用を解説

こんにちは!checkstore.jpのつむねです。

本日もご覧いただきありがとうございます!
真っ白でふわふわな毛並みと、つぶらな瞳が本当に愛らしい日本スピッツ。
一度その姿を見ると「お家に迎えたい!」と一目惚れしてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざお迎えしようと考えると、「スピッツの生体価格はどのくらいなの?」とか、「初期費用や年間にかかるご飯代、医療費はいくら用意すれば安心?」といったお金の不安が次々と浮かんできますよね。
そこで今回は、スピッツをお迎えする際にかかるリアルな費用や、後悔しないための優良なブリーダーさんの選び方、さらに少しでも出費を抑えるコツまで包み隠さずご紹介します。
この記事を最後まで読めば、スピッツとの幸せな暮らしをスタートさせる具体的なステップがすべて分かりますよ!

・スピッツの生体値段と最新相場を徹底解説
・ペットショップとブリーダーの購入価格を徹底比較
・スピッツをお迎えする際の初期費用と年間コスト
・安すぎるスピッツの落とし穴と避けるべき注意点
・優良なブリーダーから健康な子犬を選ぶ見極め方
つむね
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スピッツはお迎え先の選び方で初期費用が10万円以上も変わることがありますよ!

スピッツの生体値段と最新相場を徹底解説

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これから日本スピッツを家族に迎えたいと考えている方にとって、最も気になるのが生体価格ですよね。
日本スピッツの子犬の平均的な生体価格は、およそ20万円から45万円程度となっています。
この価格の幅は、子犬の血統や体の大きさ、お顔立ちのバランス、さらにはお迎えする時期や地域によって変動します。
特に、ドッグショーなどで活躍した優秀なチャンピオン犬の血筋を引いている子犬の場合は、50万円を超える高い価格が設定されることも珍しくありません。

我が家でスピッツをお迎えしようと色々なショップやブリーダーさんを駆けずり回っていた時も、この価格差には本当に驚かされました。
最初は「どうしてこんなに値段が違うの?」と疑問ばかりでしたが、調べていくうちに子犬の健康状態や、ブリーダーさんのこだわりが価格に反映されていることが分かったのです。
例えば、お顔が真ん丸でマズル(鼻先)が少し短い「タヌキ顔」と呼ばれるタイプの子は人気が高く、相場よりも少し高めの価格になる傾向があります。
逆に、シュッとしたクールな印象の「キツネ顔」タイプの子は、比較的落ち着いた価格でお迎えできることが多いです。

お顔の好みだけでなく、子犬が育った環境や親犬の遺伝子検査の有無なども価格を左右する大切なポイントになります。

目先の安さだけで選ぶと、後から思わぬ医療費がかかって後悔することもあるので慎重に見極めましょう。

また、子犬の時期(生後2ヶ月から3ヶ月頃)が最も価格が高くなり、生後4ヶ月を過ぎてくると徐々に価格が下がっていく傾向があります。
「少しでも予算を抑えたいけれど、健康な子をお迎えしたい」という場合は、少し成長してお散歩デビューが近くなった生後4〜5ヶ月頃の子犬に注目してみるのも一つの現実的な方法です。
スピッツは成長してもその愛らしさは全く変わりませんし、少し育っている方がお留守番やトイレのトレーニングがスムーズに進むという意外なメリットもありますよ。

ペットショップとブリーダーの購入価格を徹底比較

スピッツをお迎えするルートとしては、主に「ペットショップ」と「専門のブリーダー」の2つがあります。
それぞれの購入価格の相場や特徴を比較してみると、お迎えにかかる初期費用だけでなく、その後の安心感にも大きな違いがあることが分かります。
実店舗を構えるペットショップでは、人件費や店舗の維持費、輸送コストなどが上乗せされるため、生体価格が30万円から50万円と、やや高めに設定されることが多いです。
一方で、ブリーダーから直接購入する場合は、中間マージンが発生しないため、20万円から40万円程度と、比較的リーズナブルにお迎えできるケースが目立ちます

ここで、それぞれのメリットとデメリットを分かりやすく表にまとめて比較してみましょう。
これを見れば、ご自身のライフスタイルや予算にどちらが合っているかが一目で分かりますよ。

項目ペットショップ専門ブリーダー
生体価格の目安約30万円〜50万円約20万円〜40万円
諸経費(保険・フード等)店舗指定プランへの加入が多い必要最低限で相談可能
親犬や飼育環境の確認基本的には確認できない見学時に直接確認できる
お迎え後のアフターフォロー店舗の保証制度による飼育相談に長く乗ってもらえる

ペットショップの最大のメリットは、何と言っても「立ち寄りやすさ」と「お迎え手続きの簡単さ」です。
お買い物のついでに気軽に立ち寄ることができ、その日のうちに必要なケージやフードをすべて一式揃えて持ち帰ることができます。
しかし、子犬がどのような親犬から生まれ、どんな環境で社会性を育んできたのかを自分の目で確認することは困難です。
実は、私も最初にペットショップでスピッツを抱っこさせてもらった時、その可愛さに理性を失いそうになりましたが、店員さんからの「今買わないと他の方に決まってしまいますよ!」という強い営業トークに少し警戒してしまい、一度冷静になって立ち止まりました。

その後、意を決してスピッツを専門に扱うブリーダーさんの犬舎へ見学に行ってみたのです。
そこには、元気に走り回るお母さん犬と、その愛情をいっぱいに受けてすくすくと育つ子犬たちの姿がありました。
ブリーダーさんは「この子は少しお転婆だけど、人が大好きなんですよ」と、それぞれの性格を詳しく教えてくれました。
親犬の穏やかな性格を直に確認できたことで、将来どんな風に成長するかが想像でき、ものすごく安心したのを覚えています。
価格もペットショップより数万円ほど抑えられたため、浮いた予算をすべて犬用の上質なベッドや安全なドッグフードに回すことができました。

スピッツをお迎えする際の初期費用と年間コスト

スピッツと暮らすためには、生体価格のほかにも様々な「初期費用」と、毎年必ず発生する「年間維持費」がかかります。
これをあらかじめ頭に入れておかないと、お迎えした後に「こんなにお金がかかるなんて思わなかった!」と家計がピンチになってしまうかもしれません。
まず、お迎えと同時に必要になる初期飼育グッズや、登録・医療費の目安から確認していきましょう。
子犬を家に迎える初月に必要となる初期費用の合計は、およそ5万円から10万円程度です。

お迎え時に最低限必要なアイテムと費用の目安
・ケージまたはサークル:約10,000円〜20,000円
・首輪・リード・ハーネス:約3,000円〜6,000円
・食器と給水器:約2,000円〜4,000円
・犬用ベッドと毛布:約3,000円〜5,000円
・トイレトレーとトイレシーツ:約4,000円〜8,000円
・ブラシやコーム(ダブルコート用の金属製):約2,000円〜5,000円
・ドッグフード(子犬用):約3,000円〜6,000円
・畜犬登録と狂犬病予防接種代:約7,000円
・混合ワクチン接種(初回2〜3回分):約15,000円〜24,000円

特にスピッツは、非常に美しい純白の「ダブルコート(二重構造の毛並み)」を持っています。
そのため、毎日のお手入れに使うスリッカーブラシやピンブラシ、コームは安物ではなく、静電気が起きにくく肌に優しい高品質なものを最初から選ぶのがおすすめです。
私は最初、100円ショップのペット用ブラシで済ませようとしたのですが、スピッツの細くて柔らかい被毛がすぐに絡まってしまい、愛犬が痛がってブラッシングを嫌がるようになってしまうという大失敗を犯しました。
その後、ブリーダーさんに推奨された2,000円ほどの少し良い金属製コームに買い換えたところ、驚くほどスムーズに毛がほぐれ、愛犬も気持ちよさそうに目を細めてくれるようになりました。
やはり、道具選びの初期投資をケチってはいけないと痛感した出来事です。

次に、お迎えした後の2年目以降にかかる「年間コスト」についても見ておきましょう。
スピッツを1年間飼育するのにかかる維持費は、平均して約12万円から20万円程度となります。
内訳としては、毎日のご飯代(ドッグフードやサプリメント)、毎月のトイレシーツ代、フィラリアやノミ・ダニの予防薬(春〜秋にかけて必須)、そして年に1回の混合ワクチンと狂犬病予防注射です。
さらに、真夏や真冬のエアコンによる電気代の上昇分や、万が一のケガ・病気に備えたペット保険料(月々2,000円〜5,000円程度)も考慮しておく必要があります。
スピッツは比較的丈夫な犬種ですが、皮膚がデリケートな一面もあるため、良質なアレルギー対応フードを選ぶとフード代が少し高めになることも仮定しておくと安心です。

安すぎるスピッツの落とし穴と避けるべき注意点

インターネットや一部の格安店舗で、相場を大きく下回る「10万円以下」などの格安価格で販売されているスピッツを見かけることがあります。
「できるだけ安くスピッツを手に入れたい!」と思って飛びつきたくなりますが、これには非常に大きなリスクが隠されていることを忘れてはなりません。
極端に安い価格が設定されている背景には、悪質な「パピーミル(子犬繁殖工場)」での無理な繁殖や、深刻な遺伝性疾患を抱えている可能性が非常に高いからです。

日本スピッツは、過去に一世を風靡した大ブームの裏で、乱雑な繁殖が行われた悲しい歴史があります。
その結果、気性が荒く無駄吠えをしやすい個体が増えてしまった時期がありましたが、現代の優良なブリーダーさんたちの血の滲むような努力によって、現在のスピッツは非常に穏やかでフレンドリーな性格へと改良されました。
しかし、安さだけを追求した繁殖を行う悪質な業者の元では、親犬の健康状態や遺伝的な欠陥が全く考慮されていません。
こうした場所からお迎えした子犬は、成長するにつれて「膝蓋骨脱臼(パテラ)」などの関節疾患や、慢性の皮膚炎、最悪の場合は若くして心臓疾患を発症してしまうことがあります。

生体価格を数万円ケチってしまったばかりに、お迎えした直後から毎週のように動物病院へ通うことになり、結果として何十万円もの高額な治療費や手術費用がかかってしまう事例が後を絶ちません。

何より、幼い愛犬が痛みに苦しむ姿を見るのは精神的にも本当に辛いものです。

また、劣悪な環境で育った子犬は、社会性を身につける時期に適切な刺激を受けていないため、極度に臆病になったり、攻撃的な性格になってしまったりすることがあります。
「スピッツはうるさくて飼いにくい」という昔のイメージは、こうした乱暴な繁殖が原因で作られたものです。
一生を共にする大切なパートナーだからこそ、購入時の安さという一時的な誘惑に負けず、適切な価格で責任を持って育てられた健康な子を選ぶことが、結果として最も安上がりで幸せな選択になります。

優良なブリーダーから健康な子犬を選ぶ見極め方

では、どうすれば健康で性格の良いスピッツを育てる「優良なブリーダーさん」に出会うことができるのでしょうか。
これには、いくつか明確なチェックポイントがあります。
優良なブリーダーさんは、犬舎の衛生管理を徹底しているだけでなく、お迎えを希望する飼い主に対しても非常に丁寧な対応をしてくれます。
まず、「犬舎の見学を快く受け入れてくれるか」を確認しましょう。
見学を頑なに拒んだり、駅前や近くの駐車場での引き渡しを提案してきたりする業者は、飼育環境を見せられない後ろめたい理由があると考えて間違いありません。

私が現在の愛犬をお迎えしたブリーダーさんは、電話で問い合わせた際、第一声で「まずは一度、子犬たちが暮らしている様子を見に来てくださいね」と言ってくれました。
実際に犬舎へ伺うと、ケージ内は隅々まで掃除が行き届いており、嫌な獣臭が全くしなかったことに驚きました。
さらに、親犬(特にお母さん犬)にも会わせてくれたのですが、お母さん犬がとても人懐っこく、シッポをちぎれんばかりに振って出迎えてくれたのです。
親犬の性格や容姿は、将来子犬がどのような成犬になるかの「鏡」ですから、これを直接確認できるのはブリーダー直販ならではの大きな強みです。

信頼できる優良ブリーダーの5大チェックリスト
・犬舎の見学を歓迎し、飼育環境をすべて見せてくれるか
・親犬の健康状態や、過去の遺伝子検査の結果を提示してくれるか
・スピッツの歴史や特徴、かかりやすい病気(パテラ等)を隠さず説明してくれるか
・引き渡し後の食事やしつけの相談にも「いつでも連絡してください」と答えてくれるか
・引き渡し時期が「生後56日(法律による制限)」をしっかりと守っているか

逆に、こちらの質問に対して「大丈夫、スピッツはみんな丈夫ですから!」と大雑把に濁したり、早く契約を済ませようと焦らせてきたりするブリーダーは避けたほうが賢明です。
プロのブリーダーであれば、引き渡し後のドッグフードの量や回数、ブラシの通し方、耳掃除の方法まで、初心者にも分かりやすいように丁寧にレクチャーしてくれるはずです。
「この人なら、お迎えした後も一緒に愛犬の成長を見守ってくれそうだな」と思えるような、信頼できるパートナーとしてのブリーダーさんを見つけ出してくださいね。

スピッツをお迎えした我が家の「クスッと笑える失敗談」

ここで、私がスピッツを初めてお家に迎えたばかりの頃の、ちょっと恥ずかしくて笑える失敗談をお話しさせてください。
日本スピッツといえば、誰もが憧れるシルクのような純白のコートですよね。
お迎えする前は、「毎日ブラッシングをして、まるでお姫様のように綺麗に保ち続けるぞ!」と息巻いていました。
しかし、そんな私の淡い妄想は、お迎えしてわずか3日目の雨上がりのドッグランで見事に打ち砕かれました。

楽しそうに泥水の中へ突撃していく我が家のスピッツ。
楽しそうな顔で泥んこの水たまりにダイブした瞬間、私の頭の中は真っ白になりました。
「ああっ、私の純白のスピッツが、一瞬にして『泥まみれの茶色いタヌキ』に変わってしまった…!」とパニックになり、慌てて抱きかかえて家に連れて帰りました。
泥が毛の奥まで入り込み、乾くとパリパリになってしまい、素人の私にはどうすることもできず、結局泣きながら近所のトリミングサロンに電話をして緊急でシャンプーをお願いすることになったのです。
サロンのお姉さんには「元気な証拠ですね!」と笑われ、美容代として急な出費(約8,000円)が発生してしまいました。

この経験から、スピッツをお迎えするなら「白い毛を完璧に保とうと神経質になりすぎないこと」が何より大切だと学びました。
スピッツの毛は、実は非常に優秀なセルフクリーニング能力を持っており、軽い泥汚れであれば、乾いた後にコームでシャッシャとブラッシングしてあげるだけで、驚くほどポロポロと汚れが落ちて元の白さに戻るのです。
毎回慌ててお風呂に入れて乾かす(これには2時間以上かかります!)必要はなかったのだと、後から知って拍子抜けしました。
泥んこになって遊ぶ無邪気な姿もスピッツの大きな魅力ですので、ちょっとした汚れは笑顔で許してあげられるくらいの心の余裕を持つのが、楽しく暮らす最大のコツですよ。

スピッツを少しでも安くお得にお迎えする裏ワザ

健康なスピッツを信頼できるブリーダーさんからお迎えしたいけれど、「やっぱり初期費用を少しでも節約したい!」と思うのが本音ですよね。
実は、子犬の健康や安全面を一切妥協することなく、実質的な出費を数万円単位で抑える裏ワザがありますので、こっそりご紹介します。
それは、「飼育ケージやトイレなどの初期飼育グッズを、ペットショップではなくAmazonや楽天市場で事前に揃えておくこと」です。
店舗でお迎えの手続きをする際、多くのペットショップでは「初心者向けお迎えセット」として、サークルや食器、フードがセットになった商品を勧められます。

しかし、これらは店舗の定価販売であるため、非常に割高になっていることがほとんどです。
例えば、店舗で2万円近くするスチール製の頑丈なケージが、Amazonや楽天市場などの通販サイトを利用すれば、全く同じメーカーの同等品が半額近い1万円前後で購入できるケースが多々あります。
また、お買い物マラソンやセール期間を狙って購入すれば、ポイント還元も含めてさらに実質価格を下げることができます。
これだけでも、簡単に1万円から3万円ほどの節約が可能になります。

ブリーダーさんから子犬をお迎えする場合も、事前におうちのスペースに合ったサークルなどをネット通販で安く調達し、組み立てまで完了させておくのが最も賢い手順です。

ブリーダーさんに「このケージのサイズで大丈夫ですか?」と事前に写真を見せて相談すると、親身にアドバイスをくれますよ。

また、もう一つの裏ワザとして、「保護犬」の里親になるという選択肢も視野に入れてみるのはいかがでしょうか。
「日本スピッツの保護犬なんているの?」と思われるかもしれませんが、様々な事情によって新しい飼い主を待っているスピッツや、スピッツ系のミックス犬が里親募集サイトに掲載されることがあります。
保護犬をお迎えする場合、生体価格は一切かかりません(これまでにかかったワクチン代や不妊手術代などの実費のみ、数万円程度を負担するのが一般的です)。
もちろん、子犬から育てるのとは異なる難しさはありますが、すでに性格が落ち着いている成犬が多く、お互いの相性を確認した上で家族になれるという素晴らしいメリットもあります。
「スピッツを救いたい、温かい家庭を提供してあげたい」という強い気持ちがある方は、ぜひ信頼できる愛護団体のサイトを検索してみてくださいね。

知っておきたいスピッツの選び方と後悔しないチェックポイント

実際にスピッツに会いに行き、「どの子をお迎えしようか」と選ぶ瞬間は、人生で最もワクワクする時間の一つです。
しかし、一時の感情だけで選んでしまうと、後から家族との生活リズムが合わずに後悔してしまう原因になります。
子犬を選ぶ際には、単に「目が合って可愛かったから」という理由だけでなく、その子の持つ「生まれつきの素質」をいくつか冷静に観察する必要があります。
まず注目すべきは、「抱っこをした時の子犬の反応」です。

優しく抱き上げた時に、体をガチガチにこわばらせて怯えたり、噛み付こうとして激しく抵抗したりする子は、少し神経質な性格である可能性があります。
逆に、脱力して身を委ねてくれたり、こちらの顔をペロペロと舐めてくれたりする子は、人間への信頼感があり、お迎えした後のしつけもスムーズに進みやすい傾向にあります。
また、複数でじゃれ合っている様子が見られる場合は、他の子犬との関わり方も見てみましょう。
一際乱暴に他の犬をいじめている子や、逆に端っこの方で一匹だけで震えている子よりも、元気にプロレスごっこをしつつも、相手が痛がったら加減ができるような「社会的協調性の高い子」が、初心者にとって最も飼いやすいベストな選択になります。

子犬の健康状態を見分ける簡単な身体チェック項目:
1. 目ヤニや涙やけがひどくなく、目が生き生きと輝いているか
2. 鼻先が適度に湿っており、鼻水が出ていないか
3. お尻の周りが汚れておらず、下痢の形跡がないか
4. 耳の中が綺麗で、ツンとした嫌な臭いがしないか
5. 体を触った時に、嫌がらずに全体を触らせてくれるか

特にスピッツは、涙管が詰まりやすい体質の子が多いため、「涙やけ(目の周りの毛が茶色く変色してしまう現象)」ができやすい犬種です。
これは毎日の丁寧なケア(専用のローションで優しく拭き取るなど)で改善することが多いですが、最初から目の周りがひどく汚れている子は、アレルギー体質や結膜炎などを起こしている可能性もあるため、ブリーダーやショップのスタッフにその理由をしっかりと質問してみましょう。
そこで親身になって具体的な対策や普段のケア方法を教えてくれるかどうかも、そのお店が「売りっぱなし」にしない誠実な場所かを見極める重要な判断材料になります。

スピッツとサモエドやポメラニアンとの決定的な違い

「白いふわふわの犬」を飼いたいと考えた時、スピッツとよく比較されるのが、シベリア原産の大型犬「サモエド」や、小さくて愛らしい超小型犬「ポメラニアン(ホワイト)」です。
見た目がそっくりなこれらの犬種ですが、実際に暮らしてみると、そのサイズ感や性格、必要な運動量には天と地ほどの違いがあります。
自分たちの住環境や体力に合わない犬種を選んでしまうと、お互いにとって不幸な結果になりかねませんので、ここでそれぞれの決定的な違いを頭に入れておきましょう。

まず、大型犬の「サモエド」は、成犬になると体重が20kgから30kg近くまで成長します。
その笑顔(サモエドスマイル)は信じられないほど可愛いですが、毎日の運動量(1日2回、各1時間以上の本格的なお散歩が必要)は凄まじく、アパートや一般的なマンションでの飼育は非常に困難です。
また、ご飯代や医療費もスピッツの3倍以上はかかります。
一方で、超小型犬の「ポメラニアン」は体重が2kgから3kg程度と非常に軽いため、抱っこもしやすく、マンションでも気軽に飼うことができます。
しかし、骨が非常に細くて脆いため、ソファから飛び降りただけで骨折してしまうような繊細さがあり、小さなお子様がいるご家庭では怪我をさせないように細心の注意を払う必要があります。

日本スピッツが「初心者にとって最もバランスが良い」と言われる理由
・成犬時の体重が約5kg〜11kgの中型〜小型サイズで、女性や子供でも無理なくコントロールできる
・サモエドほどの過酷な運動量を必要とせず、1回30分程度のお散歩を1日2回こなせば十分満足してくれる
・ポメラニアンほど骨折のリスクに対して神経質にならずに済み、一緒に元気いっぱいアクティブに遊べる
・「サモエドを飼うには予算やスペースが足りないけれど、ポメラニアンよりもしっかりとした存在感が欲しい」というワガママな願いをすべて叶えてくれる絶妙なサイズ感

このように比較してみると、日本スピッツはまさに「サモエドの愛らしさと存在感を、日本の住宅事情に合わせてギュッとコンパクトにしたような理想の犬種」であることが分かります。
ポメラニアンのように小さすぎず、サモエドのように大きすぎないスピッツは、日本の気候や住宅環境において、最もストレスなく、一緒に楽しく暮らせる素晴らしい黄金比を持った犬種なのです。

スピッツのお迎え準備!初めての1週間のリアルな暮らし方

待ちに待ったスピッツをお家に迎える当日!嬉しくて舞い上がってしまいますが、子犬にとってはお母さんや兄弟たちと突然引き離され、見知らぬ場所へと連れてこられた人生最大のピンチの瞬間です。
この「初めての1週間」の接し方によって、その後の愛犬との信頼関係や、しつけの難易度が大きく左右されます。
まずお迎えした初日は、どんなに可愛くても、「過度に触ったり、お部屋の中で自由に歩き回らせたりせずに、静かに寝かせてあげること」が最優先事項です。

私もお迎え初日は、子供たちが「だっこしたい!遊ばせたい!」と大騒ぎするのを必死に抑え込み、あらかじめ静かな部屋の隅に設置しておいたサークルの中に子犬を入れました。
子犬は最初は落ち着かない様子でクンクンと鼻を鳴らしていましたが、ブリーダーさんから譲り受けた「お母さん犬の匂いがついたタオル」をケージに入れてあげると、次第に安心したようにその上に丸まって眠りにつきました。
初日に無理に遊ばせてしまうと、極度の緊張とストレスから一発で下痢を起こしてしまい、お迎え翌日に動物病院へ駆け込む羽目になりますので、静観する勇気を持ってくださいね。

お迎えして3日目頃までは、ご飯の時間を中心に最低限のお世話だけを行い、環境に慣れさせることに専念します。
4日目以降、子犬が自らシッポを振って寄ってくるようになり、サークルの中でもリラックスした様子を見せ始めたら、少しずつお部屋(最初はリビングの限られたスペースのみ)に出して、短い時間だけ一緒に遊んであげましょう。
また、この時期から「トイレのトレーニング」をスタートします。
子犬は寝起きや、ご飯を食べた直後、激しく遊んだ後に高い確率でオシッコをします。
そのソワソワしたサインを見逃さず、優しく抱っこしてサークル内のトイレトレーの上へと連れていってあげてください。

最初は失敗するのが当たり前です。

もしフローリングの上で粗相をしてしまっても、絶対に大きな声で叱ってはいけません。

スピッツは非常に賢い反面、繊細な性格をしているため、叱られると「オシッコをすること自体がいけないことなんだ」と誤解してしまい、ケージの裏や物陰に隠れてオシッコをするようになってしまうことがあります。

失敗した時は何も言わずに静かに片付け、成功した時にこれでもかというくらい大げさに褒めてあげるのが、トイレを早く覚えるための最短ルートです。

日本スピッツの歴史と「うるさい」噂の誤解を解く

「スピッツを飼いたい」と周囲に話すと、年配の方などから「スピッツって、キャンキャンうるさく吠えるから飼いにくいんじゃない?」と言われることがよくあります。
この「スピッツ=無駄吠えが多くてうるさい」という悪評は、昭和30年代(1950年代後半から1960年代)に日本国内で巻き起こった凄まじい「スピッツ大ブーム」に原因があります。
当時は、真っ白で美しいスピッツがステータスシンボルとなり、日本の全飼育犬の4割近くをスピッツが占めるほどの空前の大ブームとなりました。

急増する需要に追いつくため、当時の日本各地で知識の浅い業者による「乱雑で強引な繁殖」が横行しました。
犬の健康や性格の遺伝が無視され、狭いケージに閉じ込められたまま、恐怖や不安の中で育った子犬たちが大量に市場へ流通したのです。
さらに当時は、現代のように「室内で家族と一緒に暮らす」という飼い方ではなく、玄関先や庭先に鎖で繋ぎっぱなしにして「番犬」として飼うのが当たり前の時代でした。
人とのコミュニケーションを絶たれ、ただ不審者を警戒して吠えることだけを求められた結果、神経質でキャンキャン吠え立てる個体が目立つようになってしまったのです。
これが、スピッツに対する「うるさい」というレッテルが貼られてしまった歴史的背景です。

しかし、ブームが去った後、スピッツを心から愛する優秀なブリーダーたちの手によって、数十年にわたる地道な「気性の穏やかな系統の選抜と血統の改良」が行われました。
その結果、現代の日本スピッツは、かつての神経質さは影を潜め、非常に優しく、人間が大好きで、無駄吠えの極めて少ない穏やかな犬種へと劇的に生まれ変わりました
実際に現在のスピッツと暮らしてみると、ピンポンが鳴っても一度「ワン!」と知らせてくれるだけで、すぐに私の顔を見て静かに指示を待つことができるほど従順です。
昔の噂話だけを信じて、この素晴らしいスピッツとの出会いを諦めてしまうのは、本当にもったいないことですよ!

スピッツの美しい白い毛並みを保つ毎日のヘアケア法

スピッツをお迎えしたら、誰もが「あの真っ白でゴージャスな毛並みをいつまでも維持したい!」と思いますよね。
スピッツのお手入れは一見すると非常に難しそうに見えますが、実は「正しい道具を使い、毎日のポイントを抑えるだけ」で、自宅でも十分にサロン帰りのようなフワフワ感をキープすることができます。
スピッツの被毛は、硬くて長い上毛(オーバーコート)と、綿毛のように柔らかくて密集した下毛(アンダーコート)の2構造(ダブルコート)になっています。
お手入れの基本は、「週に3〜4回、できれば毎日の5分間のブラッシング」です。

ブラッシングを行う際のコツは、毛の表面だけをシャカシャカ撫でるのではなく、毛をめくり上げて「皮膚の根元から優しく風を通すように」スリッカーブラシをあてることです。
特に、耳の後ろや脇の下、内股の部分は毛が擦れやすく、すぐにフェルト状の「毛玉」ができやすい要注意ゾーンです。
毛玉を見つけたときは、無理にブラシで引っ張るのではなく、指で毛玉を少しずつ割くようにほぐしてから、目の粗いコームで少しずつ優しく解きほぐしてあげましょう。

また、スピッツオーナーを悩ませる最大のイベントが、年に2回(春と秋)に訪れる「換毛期(かんもうき)」です。
この時期になると、まるで部屋の中で雪が降っているのではないかと思うほど、下毛が爆発的に抜け落ちます。
「掃除機が毎日毛で詰まる!」というのはスピッツ飼いの間では有名なあるある話です。
この時期だけは、抜け毛を効率よく取り除いてくれる専用のブラシなどをフル活用して、毎日根気強く死毛(すでに抜けて絡まっている毛)を取り除いてあげてください。

真っ白な毛並みを美しく保つ3つの生活習慣
・お散歩の後は、濡れタオルで足先や汚れやすいお腹の汚れを優しく拭き取る
・目の周りに涙がついたら、乾く前にコットンや専用シートでこまめに優しく拭き取って「涙やけ」を予防する
・月に1回程度の適切な頻度でシャンプーを行い、犬用の高品質なリンスやトリートメントで被毛を保護する

なお、スピッツの毛は非常に繊細なため、人間のシャンプーを使うのは絶対にNGです!
犬の皮膚は人間よりも遥かに薄くデリケートなため、人間用のシャンプーを使うと一発で皮膚が乾燥してフケだらけになり、毛のツヤが失われてしまいます。
必ず「犬用・無添加」や「ホワイトニング用」の高品質なシャンプーを薄めて使い、シャンプーの後はドライヤーの温風と冷風を巧みに使い分けながら、根元から100%完全に乾かし切るようにしてください。
生乾きのまま放置すると、皮膚の雑菌が繁殖してしまい、生乾き臭の原因になるだけでなく、深刻な皮膚病を引き起こす原因になります。

よくある質問(FAQ)

Q1: 日本スピッツの平均寿命はどのくらいですか?長く健康に生きてもらう秘訣は?
A1: 日本スピッツの平均寿命はおよそ12年から15年程度と言われています。

これは小型〜中型犬としては標準的な長さですが、現代は獣医療の進歩やドッグフードの品質向上により、16歳や17歳まで元気に生きるスピッツも増えています。

長生きしてもらうための最大の秘訣は、「太らせないこと」と「関節への負担を減らすこと」です。

スピッツは関節の病気(膝蓋骨脱臼)になりやすい傾向があるため、おうちのフローリングには滑り止めのカーペットを敷き、高いソファからの飛び降りを防ぐスロープを設置するなどの環境づくりがとても大切です。

Q2: スピッツは初心者でもお部屋で飼いやすい犬種ですか?マンションでも大丈夫?
A2: はい、日本スピッツは非常に賢く、飼い主の気持ちを察する能力が高いため、初心者の方でも非常に飼いやすい犬種です。

穏やかで無駄吠えが少ない個体が多いため、マンションなどの集合住宅でもお隣を気にせず安心して飼育することができます。

ただし、非常に寂しがり屋で家族が大好きな甘えん坊の一面もあるため、長時間の留守番が毎日続くような環境では、ストレスから退屈によるイタズラをしてしまうことがあります。

お留守番をさせる場合は、出かける前にしっかりとお散歩へ連れていき、適度に疲れさせて寝かせておくなどの工夫をしてあげると良いですね。

Q3: 抜け毛が本当にすごいと聞きました。

お掃除を楽にする対策はありますか?
A3: スピッツの抜け毛の量は、正直にお伝えすると「かなりの覚悟」が必要です!特に春と秋の換毛期には、ごっそりと毛が抜けます。

これを少しでも楽にするための対策としては、まず「お部屋にカーペットを敷くなら毛が絡まりにくい素材を選ぶこと」や、「吸引力の強いコードレス掃除機や、ロボット掃除機を導入すること」が挙げられます。

また、お部屋の中に飛び散る抜け毛をキャッチしてくれる「空気清浄機」をケージの近くに設置するのも非常に効果的です。

毎日のお散歩の前に外(近所迷惑にならない場所)で軽くブラッシングをして、あらかじめ抜けそうな毛を外で落としておくのも、家の中の抜け毛を大幅に減らす賢い方法ですよ。

まとめ

日本スピッツをお迎えする大切な要点3つ
・日本スピッツの生体相場は20万〜45万円。

安すぎる子は病気やパテラ等のリスクが高いため避ける
・中間マージンのない優良ブリーダーから直接お迎えするのが、費用面でも健康面でも最も安心できるルート
・お迎え時の初期費用(約5万〜10万)は、Amazonや楽天市場でグッズを賢く事前調達することで数万円節約できる

真っ白で綿あめのように愛らしい日本スピッツは、あなたの毎日の生活に計り知れない癒しと笑顔を運んできてくれる最高のパートナーになります。
最初は「毛並みのお手入れが大変そう」「費用が心配だな」と不安に思うこともあるかもしれませんが、必要な手順を一つずつクリアしていけば、初心者の方でも何も怖がることはありません。
まずは、ご自宅の近くにある信頼できる専門ブリーダーさんのウェブサイトを覗いてみたり、飼育グッズをネットショップでお気に入り登録したりすることから、夢のスピッツライフへの第一歩を気軽に踏み出してみてはいかがでしょうか!
あなたの元に、運命の可愛いスピッツちゃんとの素敵な出会いが訪れることを心から応援しております。

では、またね。

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